記事 ID: 000075384 コンテンツタイプ: トラブルシューティング 最終改訂日: 2021/08/27

Arria PCIe* ハード IP リンク幅のダウンレーンが必要なのはなぜですか?

環境

  • インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション
  • インテル® Arria® 10 Cyclone® 10 PCI Express* のハード IP
  • BUILT IN - ARTICLE INTRO SECOND COMPONENT

    クリティカルな問題

    詳細

    インテル® Arria® 10 PCIe* ハード IP コアが Polling.Config 状態で TS2 トレーニング・シーケンスを受信した場合、レーンの自動反転は保証されません。リンクは予想されるリンク幅より小さいサイズにトレーニングする場合があります。また、正常にトレーニングできない場合があります。例えば、PCIe x8 リンクでは x4 へのトレーニングが可能です。これは、任意の PCIe 速度と幅を持つ構成に影響を与える可能性があります。

    Arria 10 PCIe* ハード IP が Polling.Active 状態の間に TS1 トレーニング・シーケンスを受信すると、レーンのレーンの自動反転がサポートされます。

    解決方法

    PCIe* リンクの両端を制御する閉じたシステムの場合、Arria 10 PCIe ハード IP とリンクパートナーの間でレーンの反転を伴わなずにボードを設計します。ボード設計がすでにレーンの移動方向反転で最終決定されている場合は、mySupport を通じてサービスリクエストを提出して詳細な手順を確認してください。

    PCIe* リンクの両端を制御しないオープンシステムの場合、将来的にはインテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェアのレーン・チャプシー反転ソフト IP 回避策のオプションが提供されます。この IP が必要な場合は、mySupport を通じてサービスリクエストを提出してください。このソフト IP は、Gen1x1 Arria 10 PCIe* ハード IP 設定、プロトコル経由の設定、または自律ハード IP モードをサポートしません。

    関連製品

    本記事の適用対象: 4 製品

    インテル® Arria® 10 SX SoC FPGA
    インテル® Arria® 10 FPGA & SoC FPGA
    インテル® Arria® 10 GT FPGA
    インテル® Arria® 10 GX FPGA

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