Quartus® II ソフトウェア・バージョン 11.1 以降の問題により、EPE が .csv ファイルをインポートすると、不正な数の HMC が表示されることがあります。
Quartus® II ソフトウェアは、プロジェクトメニューのPowerPlay Early Power Estimator ファイルを使用してデザイン情報を含む .csv ファイルを生成することができ、EPE は .csv ファイルをインポートできます。
デザインに同じコンフィグレーションを持つ HMC が複数存在し、EPE が .csv ファイルをインポートすると、EPE の [HMC] タブに各 HMC 構成ごとに 1 つの HMC しか表示されることがあります。
例えば、デザインに 2 つのインスタンス化の HMC x16 DRAM 幅、1 コマンドポート 1 コマンドポート x32 ファブリック・インターフェイス幅 533MHz の場合、.csv ファイルをインポートした後で EPE の HMC タブにその設定を持つ HMC が 1 つだけ表示されます。
.csv ファイルを EPE にインポートした後、EPE の [HMC] タブで HMC の数が正しくない場合は、実際のデザインに従って手動で HMC 構成を追加します。
この問題は、EPE および Quartus® II ソフトウェアの今後のバージョンで修正される予定です。