記事 ID: 000073940 コンテンツタイプ: トラブルシューティング 最終改訂日: 2019/06/05

IOMMU サポートが有効になっているインテル® FPGA Development Kitsで OpenCL™ アプリケーションが実行される際に、カーネルパニックが発生する原因は何ですか?

環境

  • インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション
  • インテル® FPGA SDK for OpenCL™ プロ・エディション
  • Linux*

    BUILT IN - ARTICLE INTRO SECOND COMPONENT
    詳細

    Linux カーネルで IOMMU (intel_iommu など) が有効になっている間に、接続された開発キット上で OpenCL™ ホスト・アプリケーションを実行すると、カーネルパニックが発生し、ホストがハングする可能性があります。

    これは「aocl の診断」や「aocl プログラム」パスの場合でも発生する可能性があります。ハングは、開発キットの OpenCL™ ボード・サポート・パッケージ (BSP) が SR-IOV をサポートしていないために発生します。

     

     

    解決方法

    この問題を回避するには、IOMMU 機能を無効にします。

    例えば、CentOS7.4 で grub2、UEFI、intel_iommu:

    1. /etc/default/grub編集し、次の行を削除 します。
      GRUB_CMDLINE_LINUX でintel_iommu=オン

    2. grub 構成ファイルを更新します。

         grub2-mkconfig -o /boot/efi/EFI/centos/grub.cfg

    3. 再起動

    4. /proc/cmdline を確認します。

        カーネルのコマンドラインにintel_iommu=on が表示されないことを確認します。

     

    この回避策は、OpenCL™ BSP が SR-IOV をサポートしているため、インテル FPGA PAC には適用されません。 PAC 使用時に IOMMU が無効になっている場合、インテル® IOMMU ドライバーを有効にする手順については、 インテル® アクセラレーション・スタック・クイック・スタート・ガイド を参照してください。

    関連製品

    本記事の適用対象: 3 製品

    インテル® Stratix® 10 GX FPGA
    Stratix® V GX FPGA
    インテル® Arria® 10 GX FPGA

    このページのコンテンツは、元の英語のコンテンツを人力翻訳および機械翻訳したものが混在しています。この内容は参考情報および一般的な情報を提供するためものであり、情報の正確さと完全性を保証するものではありません。インテルは不正確な翻訳があった場合でもいかなる責任を負いません。このページの英語版と翻訳の間に矛盾がある場合は、英語版に準拠します。 このページの英語版をご覧ください。