RAID ボリュームデータの確認と修復
メモ | インテル®ラピッド・ストレージ・テクノロジーを使用してRAID 0 ボリュームのエラーを回復する 方法については、この情報を確認してください。 |
データの検証と修復を行う理由とは?
RAID ボリュームのデータ・ベリファイ・プロセスでは、RAID 0、RAID 1、RAID 5、RAID 10 ボリューム上のすべての不整合または不良データを識別します。
RAID ボリューム・データの検証および修復プロセスでは、RAID 1、RAID 5、または RAID 10 ボリューム上のすべての不整合または不良データを識別して修復します。
以下に、各 RAID レベルで行われる処理について説明します。
RAID レベル | 確認 | 検証と修復 |
RAID 0 | 不良ブロックが識別されます。 | N/a |
RAID 1 | 不良ブロックの識別 | 不良ブロックが再割り当てされます。 |
ソース・ドライブのデータと、ミラー・ドライブのデータが比較されます。 | ミラー・ドライブのデータがソース・ドライブ上のデータと一致しない場合、ミラー上のデータはソースのデータで上書きされます。 | |
RAID 5 | 不良ブロックが識別されます。 | 不良ブロックが再割り当てされます。 |
パリティが再計算され、そのストライプに保存されていたパリティと比較されます。 | 新たに計算されたパリティが保存されているパリティと一致しない場合、保存されているパリティは新たに計算されたパリティで上書きされます。 | |
RAID 10 | 不良ブロックが識別されます。 | 不良ブロックが再割り当てされます。 |
ミラー上のデータは、ソースのデータと比較されます。 | ミラー上のデータがソースのデータと一致しない場合、ミラーのデータはソースのデータで上書きされます。 |