インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・サポートセンター

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インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・スイートには、インテル® FPGA の構想から製品化までに必要なすべてのソフトウェア・デザイン・ツールが含まれています。このウェブページの各トピックでは、インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェアのすべての機能について説明します。関心のある分野を選択し、インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェアのデザインフローで必要な特定のリソースをご覧ください。

スタートガイド

概要

スタートガイド

ユーザーガイド

インテル® Quartus® Prime ソフトウェア・ユーザーガイド

インテル® Quartus® Prime プロ・エディション・ユーザーガイド:

インテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション・ユーザーガイド:

プロ・エディションとスタンダード・エディションの違い

インテル® Quartus® Prime ソフトウェアのトレーニング

インテルは、インテル® Quartus® Prime デザインフローを短時間で理解できるように、オンライン方式や対面方式などのさまざまなトレーニングを提供しています。ソフトウェアを使い始めるにあたって参考になる推奨トレーニング・クラスを以下に示します。

インテル® Quartus® Prime ソフトウェアのトレーニング

上記のほかにも多くのトレーニング・コースが用意されています。詳細情報が掲載されたカタログについては、インテル® FPGA トレーニングのページを参照してください。

1. I/O プランニング

I/O プランニングの概要

I/O プランニングは、FPGA デザインの初期段階に行われ、専用のピンとタイミングの制約を満たしつつ、ターゲットデバイスの効果的な配置を実現します。インテル® Quartus® Prime プロ・エディションには、I/O 配置に関わるさまざまな制約を満たす複雑なプロセスを管理するための 2 種類のツールが用意されています。

ツール I/O プランニング・タスク アクセス方法
インターフェイス・プランナー インターフェイスとデバイス周辺の計画 Tools > インターフェイス・プランナー
ピンプランナー ピン・アサインメントの編集、検証、またはエクスポート アサインメント > ピンプランナー

インターフェイス・プランナーは、ピン・アサインメントに関する要件が厳しいモジュール (PCI Express*、DDR、フェーズ・ロック・ループ (PLL) Intellectual Property (IP) コアなど) を統合する際の複雑さに対処します。一方、インターフェイス・プランナーはインテル® Quartus® Prime フィッターと動的にやり取りして、計画時に配置の適用性を検証します。インタラクティブ・レポートを使用し、さまざまなフロアプランを評価することで、最適な実装の正確な計画を可能にします。

ピンプランナーは、下位ピンのアサインメント・ツールです。このツールを使用して I/O ピンを手動で配置し、スルーレートとドライブ強度を指定します。

コース タイプ 所要時間 コース番号
BluePrint による迅速で容易な I/O システムデザイン 無料、オンライン 40分間 OBLUEINTRO

I/O プランニング - その他のリソース

特に高速 I/O や特定のプロトコルが必要な場合には、I/O プランニングには多数の考慮すべき要件が伴います。I/O 管理とボード開発サポートの詳細については、I/O 管理ボード開発サポートおよびシグナル・インテグリティー解析リソースセンターのウェブページを参照してください。

2. デザインエントリー

デザインエントリー - 概要

次のようなデザインエントリー方法を使用してデザインを表現できます。

  • ハードウェア記述言語 (HDL)
  • Verilog
  • SystemVerilog*
  • VHDL
  • プラットフォーム・デザイナーは、構造化された方法で複雑なモジュールを接続するグラフィカル・エントリー・ツールです
  • その他の高レベルのエントリー方法
  • 高位合成 (HLS): C++ を使用して複雑なモジュールを表現
  • OpenCL™ は、C++ を使用して、異種プラットフォーム間での計算アルゴリズムを実装

Intellectual Property (IP)

インテル® FPGA では、直接のデザインエントリーに加え、インテル® FPGA 向けに設計された大規模な Intellectual Property (IP) ポートフォリオをサポートしています。

ハードウェア記述言語の学習

インテルは、無料のオンライン概要コースから丸 1 日かけて行うインストラクター主導型クラスまで、さまざまな HDL トレーニング・コースを提供しています。

コース タイプ 所要時間 コース番号
Verilog HDL の概要 8 時間 インストラクター主導型 IHDL120
VHDL の概要 8 時間 インストラクター主導型 IHDL110
Verilog HDL 基礎編 50分間 オンライン、無料 OHDL1120
VHDL 基礎編 92分間 オンライン、無料 OHDL1110
高度な Verilog HDL デザイン手法 8 時間 インストラクター主導型 IHDL230
高度な VHDL デザイン手法 8 時間 インストラクター主導型 IHDL240
Quartus® II ソフトウェアによる SystemVerilog 38 分 オンライン、無料 OHDL1125

HDL テンプレートの使用

インテル® Quartus® Prime ソフトウェアには、よく使用されるロジックエレメント (レジスター、特定の信号アサインメント、同時信号アサインメント、サブプログラム呼び出しなど) のテンプレートが用意されています。テンプレートは、Verilog、SystemVerilog、VHDL で利用できます。

特定の機能を正しく実装するための最適な記述方法については、これらのテンプレートを参照してください。テンプレート・システムの詳細については、デザイン推奨事項ユーザーガイドの提供されているテンプレートからの HDL コードの挿入を参照してください。

推奨 HDL コーディング・スタイル

HDL コーディング・スタイルは、ロジックデザインの結果の品質に大きな影響を与えます。デザインは合成ツールによって最適化されますが、正確な結果を得るには、合成ツールが特定のロジック構造としてすぐに認識できるスタイルでコーディングする必要があります。

さらに、一般的なデジタルロジック・デザインや、特に LAB ベースのデバイスには、手本となる優れたデザイン手法があります。優れたデジタルデザイン手法の具体例として、ロジックリセット手法の管理、パイプライン遅延、適切な同期信号生成などがあります。優れた HDL コーディング手法の学習用リソースを次に示します。

優れた HDL コーディング・スタイル・ガイドラインのリソース

リソース 詳細
優れた高速デザイン手法 (ODSWTC01) 無料、オンライン・トレーニング
推奨 HDL コーディング・スタイル インテル® Quartus® Prime プロ・エディション・ユーザーガイドのセクション
推奨デザイン手法 インテル® Quartus® Prime プロ・エディション・ユーザーガイドのセクション
高度な合成クックブックデザイン例 (cookbook.zip) PDF とデザイン例

Intellectual Property (IP)

インテル® FPGA は、インテル® FPGA 向けに設計された大規模な Intellectual Property (IP) ポートフォリオをサポートしています。各 IP には、デバイスの実装前にデザインを検証するためのシミュレーション・モデルが含まれています。インテル® Quartus® Prime ソフトウェアで使用可能な IP コアと IP エコシステムの詳細については、次のリンクを参照してください。

Intellectual Property リソース

リソース 詳細
インテル® FPGA IP ポートフォリオ インテル® FPGA IP ポートフォリオの概要
インテル® FPGA IP コアの概要 (英語) インテル® Quartus® Prime ソフトウェアの IP カタログとパラメーター・エディターで IP コアを管理する方法
インテル® FPGA IP の検索 インテル® FPGA IP コアの包括的なリスト

プラットフォーム・デザイナー

プラットフォーム・デザイナーのドキュメント

リソース 詳細
プラットフォーム・デザイナーによるシステムの作成 プラットフォーム・デザイナーの基本的な使用方法
プラットフォーム・デザイナー・コンポーネントの作成 使用する Intellectual Property (IP) コンポーネントをプラットフォーム・デザイナーで統合する方法
プラットフォーム・デザイナー・インターコネクト (英語) Avalon® および AMBA* AXI* インターコネクト規格で利用できる Memory-Mapped / ストリーミング・インターフェイスの詳細
プラットフォーム・デザイナー・システムのパフォーマンスの最適化 (英語) プラットフォーム・デザイナー・システムでのパイプラインの最適化とバス・アービトレーションの処理
コンポーネント・インターフェイス Tcl リファレンス (英語) プラットフォーム・デザイナー・システムに IP を統合するためのアプリケーション・プログラミング・インターフェイス (API) リファレンス
プラットフォーム・デザイナー・システム・デザイン・コンポーネント プラットフォーム・デザイナーで使用できるインターコネクト・コンポーネントの説明

プラットフォーム・デザイナー (旧 Qsys) のトレーニング・コース

プラットフォーム・デザイナーのデザイン例

リソース 詳細
プラットフォーム・デザイナー - デザイン例 プラットフォーム・デザイナーで実装されたメモリーテスターのダウンロード可能なデザイン例。
AXI* メモリーのデザイン例 シンプルな Verilog カスタム・メモリー・コンポーネントの AMBA* AXI*-3 エージェント・インターフェイス。
BFM シミュレーションの例: FPGA コアの HPS AXI* ブリッジ・インターフェイス FPGA AXI* ブリッジ (h2f) のハード・プロセッサー・システム (HPS) インターフェイス。
Avalon® Verification IP Suite ユーザーガイド (PDF) Avalon® インターフェイスを使用して IP コアを検証するバス機能モデル (BFM)。
デザインファイル (.zip)
Mentor Graphics* AXI* Verification IP Suite (PDF) AMBA* AXI* インターフェイスを使用して IP コアを検証する BFM。

ホワイトペーパー

リソース 詳細
FPGA 実装の IP 統合アプローチの比較 複雑な FPGA デバイスのインターコネクトの課題について説明します。
FPGA システムデザインへのネットワーク・オン・チップ・アーキテクチャーの利点の適用 インテル® FPGA システムデザインにおけるネットワーク・オン・チップ (NoC) アーキテクチャーの利点について説明します。

3. シミュレーション

シミュレーションの概要

インテル® Quartus® Prime ソフトウェアは、サポートされている EDA シミュレーターでの RTL / ゲートレベルのデザイン・シミュレーションをサポートしています。

シミュレーションには次の手順が含まれます。

  • シミュレーターの動作環境のセットアップ
  • シミュレーション・モデル・ライブラリーのコンパイル
  • シミュレーションの実行

インテル® Quartus® Prime ソフトウェアでは、スクリプト化されたシミュレーション・フローを使用して、希望のシミュレーション環境でのシミュレーション処理を自動化できます。

インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・スタンダード・エディションでは、選択したシミュレーターの起動を自動化する、NativeLink ツールフローを使用できます。

スクリプト化されたシミュレーション・フロー

インテル® Quartus® ソフトウェア・ツール・フローへの HDL シミュレーターの統合については、インテル® Quartus® ソフトウェア・ユーザーガイド | ハンドブックの次のセクションを参照してください。

プラットフォーム・デザイナーを使用して IP コアとシステムをコンフィグレーションすると、サポートされている EDA シミュレーターのシミュレーション環境セットアップ・スクリプトが生成されます。

複数のプラットフォーム・デザイナー・システムを作成する場合は、プラットフォーム・デザイナーで [Generate Simulator Setup Script for IP] を実行して、システムの結合されたスクリプトを作成する必要があります。

生成された IP コア・シミュレーション・スクリプトを、デザイン全体のシミュレーションを制御するトップレベルのシミュレーション・スクリプトに組み込むことができます。ip-setup-simulation を実行したら、次の情報を使用してテンプレート・セクションをコピーし、それらのセクションを変更して新しいトップレベル・スクリプト・ファイルで使用します。

シミュレーションの設定に関するガイダンスについては、次のビデオもご覧ください。

NativeLink シミュレーション・フロー

インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・スタンダード・エディションでは、NativeLink を使用できます。NativeLink を使用すると、ソースコードや IP の変更後にデザインをシミュレートするために必要なすべてのステップを自動的に開始できます。

NativeLink 機能では、以下を自動化することで、EDA シミュレーターをインテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション・ソフトウェアと統合します。

  • シミュレーター固有のファイルとシミュレーション・スクリプトの生成。
  • シミュレーション・ライブラリーのコンパイル。
  • インテル® Quartus® Prime ソフトウェアでの解析およびエラボレーション後、解析および合成後、またはフルコンパイル後のシミュレーターの自動起動。

NativeLink シミュレーションの設定に関するリソース

リソース 詳細
NativeLink シミュレーションの使用 インテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション・ユーザーガイドの章: サードパーティ・シミュレーション
NativeLink シミュレーションの設定方法 シンプルなデザインに NativeLink を設定する方法を示す短い動画

シミュレーションのリソース

シミュレーションのリソース

リソース タイプ 詳細
インテル® FPGA デザインのシミュレーション (インテル® Quartus® Prime プロ・エディション) インテル® Quartus® Prime プロ・エディション・ユーザーガイドのセクション インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディションの主要ドキュメント
インテル® FPGA デザインのシミュレーション (インテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション) インテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション・ハンドブック インテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション・ソフトウェアの主要ドキュメント
インテル® FPGA - ModelSim* シミュレーション・ツールを使ったテストベンチの生成 デモビデオ
Nios® II プロセッサー・デザインのシミュレーション デモビデオ
アクティブ・シリアル・メモリー・インターフェイス・ブロックをシミュレートする方法 デモビデオ
インテル® Arria® 10、インテル® Quartus® Prime® 16.1、ModelSim* を使用した PHYLite デザイン・シミュレーション・サンプルの生成 デモビデオ
Cyclone® V の 8b10b IP バイトオーダーをシミュレートする方法 デモビデオ
ベンダー・メモリー・モデルを使用したインテル® Arria® 10 RLDRAM3 のシミュレーション デモビデオ
Ping Pong PHY DDR3 シミュレーション デモビデオ
SoC HPS DDR3 コアのシミュレーション デモビデオ
Qsys を使用した高度なシステムデザイン: コンポーネントとシステム・シミュレーション オンライン、無料トレーニング 28 分間のオンラインコース (OAQSYSSIM)
サードパーティー製 EDA シミュレーターによるデザインのシミュレーション (従来のコース) オンライン、無料トレーニング 35 分間のオンラインコース (ODSW1122)

インテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション・ソフトウェアでは、次の EDA シミュレーターをサポートしています。

  • Aldec Active-HDL
  • Aldec Riviera-PRO
  • Cadence Incisive Enterprise
  • Mentor Graphics* ModelSim*-Intel FPGA (bundled with the Intel® Quartus® Prime software)
  • Mentor Graphics* ModelSim* - PE
  • Mentor Graphics* ModelSim* - SE
  • Mentor Graphics* QuestaSim
  • Synopsys* VCS and VCS MX

インテル® Quartus® ソフトウェア・ツール・フローへの HDL シミュレーターの統合については、インテル® Quartus® Prime プロ・エディション・ユーザーガイド: サードパーティーのシミュレーション内にある、インテル® FPGA デザインのシミュレーションを参照してください。

4. 論理合成

合成の概要

インテル® Quartus® Prime ソフトウェアのデザインフローの論理合成ステージでは、レジスター転送レベル (RTL) コードを取得し、下位プリミティブのネットリスト (合成後ネットリスト) を作成します。合成後ネットリストは、デザインを配置配線するフィッターへの入力として使用されます。

インテル® Quartus® Prime/Quartus® II ソフトウェアには、高度な統合合成機能と、他のサードパーティー製合成ツールとのインターフェイスが含まれています。また、デザインの構造を解析し、ソフトウェアによってデザインがどのように解釈されたのかを確認するための回路図ネットリスト・ビューアーも用意されています。

RTL エラボレーション後とテクノロジー・マッピング後に、Quartus® のネットリスト・ビューアーで合成結果を表示できます。

合成のドキュメント

タイトル 詳細
インテル® Quartus® Prime 統合合成 インテル® Quartus® Prime ソフトウェアの統合合成ツールは、VHDL、Verilog、SystemVerilog、および従来のインテル® FPGA 固有のデザインエントリー言語の合成をサポートします。
Synplify のサポート インテル® Quartus® Prime ソフトウェア・ツール・フローでは、Synplicity Synplify/Synplify Pro 論理合成ツールもサポートしています。
Mentor Graphics* Precision RTL のサポート (英語) インテル® Quartus® Prime ソフトウェア・ツール・フローでは、Mentor Graphics* Precision RTL Synthesizer もサポートしています。

合成のトレーニングとデモ

タイトル 詳細
Quartus® Prime ソフトウェアを使う: 概要 (ODSW1100)

インテル® Quartus® Prime® ソフトウェアの基本的なデザイン環境を理解します。基本的な FPGA デザインフローと、そのフローの中で インテル® Quartus® Prime® ソフトウェアを使用する方法について学びます。

これは 1.5 時間のオンラインコースです。

Quartus® Prime ソフトウェア・デザイン・シリーズ: 基礎 (スタンダード) (ODSW1110)

初期デザインからデバイス・プログラミングまで、Quartus® ソフトウェアを使用した FPGA または CPLD デザインの開発について学びます。

これは 3.5 時間のオンラインコースです。

Quartus® Prime ソフトウェア・デザイン・シリーズ: 基礎 (IDSW110)

プロジェクトの作成、デザインファイルの入力、コンパイル、そしてデバイスのコンフィグレーションを行い、デザインがインシステムで動作しているのを確認します。タイミング制約を入力し、タイミング・アナライザーを使用してデザインを解析します。合成とシミュレーションに使用する一般的な EDA ツールとのインターフェイスとして、ソフトウェアがどのように機能するかを確認します。

これは 8 時間のインストラクター主導型コースです。

高位合成

インテルの高位合成 (HLS) ツールは、C++ で記述されたデザイン記述を取り込み、インテル® FPGA に最適化された RTL コードを生成します。

ドキュメント、サンプル例、トレーニング・コースなど、インテル® HLS コンパイラーの詳細については、HLS のサポートページを参照してください。

HLS ドキュメント

ドキュメント 詳細
HLS スタートガイド 高位合成コンパイラー環境を初期化する方法を説明します。コンパイラーを効果的に使用する方法を示すデザイン例やチュートリアルも含まれています。
HLS ユーザーガイド インテル® FPGA 製品の IP コアの合成、検証、シミュレーションの手順を説明します。
HLS リファレンス・マニュアル コンポーネント・コードで使用できるコマンドオプションやその他のプログラミング要素など、高位合成 (HLS) コンポーネントのデザインフローについて説明します。
HLS ベスト・プラクティス・ガイド HLS コンパイラーが提供する情報を使用してコンポーネント・デザインを最適化する方法に関するヒントとガイダンスを提供します。

5. フィッター

フィッター - プロ・エディション

インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディションでは、フィッターは個別に制御可能なステージで処理を実行します。フィッタープロセスの対象となるステージだけを実行し、そのステージの最適化を繰り返すことで、各ステージを個別に最適化できます。

フィッターステージ

フィッターステージ インクリメンタル最適化機能
計画 このステージの後、計画後タイミング解析を実行してタイミング制約を検証し、クロスクロック・タイミング・ウィンドウを検証できます。インテル® Arria® 10 FPGA デザインおよびインテル® Cyclone® 10 FPGA デザインの場合、配置と周辺のプロパティーを表示し、クロック・プランニングを行います。
早期配置 このステージの後、チッププランナーにデザインエレメントの初期時点における高位配置を表示できます。この情報はフロア・プランニングの決定の指針となります。インテル® Stratix® 10 FPGA デザインの場合、このステージの実行後に早期クロック・プランニングを行うこともできます。
ワークロードの このステージの後、コンパイルレポートでリソースとロジックの使用率を検証し、チッププランナーでデザインエレメントの配置を確認します。
配線 このステージの後、タイミング・アナライザーで詳細なセットアップ / ホールド・タイミング・クロージャーを実行し、チッププランナーを使用して配線の輻輳を表示します。
リタイミング このステージの後、フィッターレポートでリタイミングの結果を確認し、さらなるリタイミング最適化を制限する制約を修正します。

デフォルトでは、フィッターはすべてのステージで実行されます。ただし、次のステージを実行する前またはフルコンパイルを実行する前に、フィッターステージの結果を解析してデザインを評価できます。フィッターステージを使用して、デザインの結果の品質を管理する方法の詳細については、コンパイラー・ユーザーガイド: インテル® Quartus® Prime プロ・エディションのフィッターの実行を参照してください。

レジスターパッキング、レジスターの複製とマージ、全体的なエフォートレベルなど、フィッターのエフォートレベルを指示する複数の設定を指定できます。フィッター設定の詳細については、コンパイラー・ユーザーガイド: インテル® Quartus® Prime プロ・エディションのフィッター設定リファレンスを参照してください。

フィッター - スタンダード・エディション

インテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション・ソフトウェアでは、レジスターパッキング、レジスターの複製とマージ、全体的なエフォートレベルなど、フィッターのエフォートレベルを指示する複数の設定を指定できます。フィッター設定の完全なリストについては、コンコンパイラー設定ヘルプ・ページを参照してください。

フィッター設定の詳細については、以下を参照してください。

6. タイミング解析

タイミング解析の概要

タイミング・アナライザーは、デザインが正しく機能するために満たす必要があるタイミング関係の要素を決定し、到達時間を所要時間と照合してタイミングを検証します。

タイミング解析には、非同期アークと同期アーク、到着時間と所要時間、セットアップとホールドの要件など多くの基本概念があります。これらは、インテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション・ユーザーガイド: タイミング・アナライザーのタイミング分析の基本コンセプトセクションで定義されています。

タイミング・アナライザーはタイミング制約を適用し、ターゲットデバイスへのデザインのフィッターの実装結果からタイミング遅延を測定します。

タイミング・アナライザーは、タイミング制約として表されたタイミング要件の正確な記述に基づいて動作する必要があります。インテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション・ユーザーガイド: タイミング・アナライザーのデザインの制約セクションは、フィッターとタイミング・アナライザーで使用するために、タイミング制約を .sdc ファイルに追加する方法について説明しています。

タイミング・クロージャーは、タイミング制約を改善する反復プロセスです。合成とフィッターのパラメーターを調整し、フィッターシードの変動を管理します。

タイミング・アナライザー

インテル® Quartus® Prime タイミング・アナライザー

インテル® Quartus® Prime ソフトウェアのタイミング・アナライザーは、ASIC スタイルの強力なタイミング解析ツールです。業界標準の制約、解析、レポート手法により、デザインのすべてのロジックのタイミング性能を検証します。グラフィカル・ユーザー・インターフェイスまたはコマンドライン・インターフェイスからタイミング・アナライザーを操作して、デザインのすべてのタイミングパスを制約、解析し、結果をレポートできます。

タイミング・アナライザーのユーザーガイドについては、インテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション・ユーザーガイド: タイミング・アナライザーのタイミング・アナライザーの実行を参照してください。

タイミング解析を初めて行う場合は、インテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション・ユーザーガイド: タイミング・アナライザーの初めてのユーザー向けの推奨フローを参照してください。このセクションには、基本的な制約を使用した完全なデザインフローが記載されています。

タイミング・アナライザーのトレーニング・コース

タイミング収束

タイミング・アナライザーが、タイミング仕様を満たしていないと判断した場合、不一致が解消され、タイミング仕様が満たされるまで、タイミングに関してデザインを最適化する必要があります。

タイミング・クロージャーには、使用可能な手法がいくつかあります。最も効果的な手法はデザインごとに異なります。デザイン最適化ユーザーガイド: インテル® Quartus® Prime プロ・エディションのタイミング・クロージャーと最適化の章では、タイミング・クロージャー・プロセスに関する多数の実践的なアドバイスを提供しています。

適切なタイミング・クロージャー手法についてデザインを評価する方法の理解に役立つトレーニング・コースもあります。

タイミング・クロージャーのトレーニング・コース

7. デザイン最適化

デザイン最適化の概要

インテル® Quartus® Prime および Quartus® II ソフトウェアは、面積とタイミングについてデザインを最適化する際に役立つさまざまな機能を備えています。このセクションでは、デザイン最適化の手法やツールに関するリソースを提供します。

インテル® Quartus® Prime および Quartus® II ソフトウェアは、標準のコンパイルプロセスよりもデザインをさらに最適化する、物理合成ネットリスト最適化を提供します。物理合成は、使用する合成ツールに関係なく、デザインのパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。

最適化サポート・ドキュメント

タイトル 詳細
面積とタイミングの最適化 ユーザーガイドのこの章では、インテル® デバイスのデザイン時に、リソース使用率の削減、コンパイル時間の短縮、タイミング性能の向上を実現する方法を説明します。
デザイン・フロアプランの解析と最適化 ユーザーガイドのこの章では、チッププランナーを使用して、デザインのフロアプランを解析および最適化する方法を説明します。また、ロジックロック・リージョンを使用して配置を制御する方法も説明します。
チッププランナーを使用した設計変更管理 ユーザーガイドのこの章では、チッププランナーを使用して、サポートされているデバイスの設計変更指示 (ECO) を実装する方法を説明します。
ネットリスト最適化と物理合成 ユーザーガイドのこの章では、インテル® Quartus® Prime ソフトウェアのネットリスト最適化と物理合成によって、デザインのネットリストを変更し、結果の品質を向上させる方法を説明します。
インクリメンタル・コンパイル・リソースセンター このリソースセンター・ウェブ・ページでは、インクリメンタル・コンパイルを使用してコンパイル時間を短縮し、最適化中の結果を保持する方法を示します。

デザイン最適化のトレーニング・コース

デザイン最適化ツール

インテル® Quartus® Prime ソフトウェアには、デザインを視覚的に表示するツールが用意されています。これらのツールを使用すると、論理的または物理的な非効率性の観点からデザインに問題のある領域を診断できます。

  • ネットリスト・ビューアーでは、実装プロセスのいくつかの段階 (合成前、合成後、配置配線後) でデザインの回路図を表示できます。これにより、各段階でデザインの意図を確認できます。
  • デザイン・パーティション・プランナーは、タイミング情報、相対的な接続密度、パーティションの物理的な配置を示すことで、デザインのパーティション構成の視覚化と修正に役立ちます。ほかのビューアーでパーティションを見つけたり、パーティションを変更または削除することもできます。
  • チッププランナーでは、フロアプラン・アサインメントの作成、電力解析の実行、クリティカル・パスと配線の輻輳の視覚化が可能です。デザイン・パーティション・プランナーとチッププランナーを使用することで、より高いレベルでのデザインのパーティション分割とレイアウトが可能になります。
  • デザイン・スペース・エクスプローラー II (DSE) は、個々のデザインで最良の結果をもたらす設定の検索を自動化します。DSE はデザインのデザインスペースを調べ、さまざまな最適化手法を適用し、結果を解析して、デザインの最適な設定を見つけることができるよう支援します。

これらのツールを使用すると、デバイスの実装の最適化に役立ちます。

ネットリスト・ビューアー

インテル® Quartus® Prime ソフトウェアのネットリスト・ビューアーでは、各種ステージごとのデザインを分かりやすく表示できます。他のデザインビューとのクロス・プロービングが可能です。チッププランナー・ウィンドウやデザイン・ファイル・ビューアー・ウィンドウで項目を選択して強調表示できます。

  • RTL ビューアーには、階層と主要ロジックブロックのエラボレーション後に、合成ツールによって推論されたロジックと接続が表示されます。RTL ビューアーを使用して、シミュレーションや他の検証プロセスの前にデザインを視覚的に確認できます。
  • テクノロジー・マップ・ビューアー (マッピング後) は、合成後、配置配線前にネットリストのノードを見つけるのに役立ちます。
  • テクノロジー・マップ・ビューアー (フィッティング後) には、配置配線後のネットリストが表示されます。物理的な最適化中に制約を満たすために、フィッターが最適化を行うことがあるため、これはマッピング後ネットリストとは異なる場合があります。

ネットリスト・ビューアーと有限ステート・マシン・ビューアー

次のビデオで、Quartus® ソフトウェアのネットリスト・ビューアーと有限ステート・マシン・ビューアーのデモをご覧ください。

ネットリスト・ビューアーのリソース

リソース 詳細
デザイン・ネットリストの最適化 インテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション・ユーザーガイド内の章: デザイン最適化のこの章では、ネットリスト・ビューアーの使用方法を説明します。

チッププランナー

デザイン・フロアプランの解析は、複雑なデザインでのタイミングの収束やパフォーマンスの最適化に役立ちます。インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェアのチッププランナーを使用することで、デザインの迅速なタイミング・クロージャーが可能になります。チッププランナーとロジックロック・リージョンは、デザインの階層的なコンパイルとフロア・プランニングに使用することができます。さらに、パーティションを使用して、配置と配線の結果を個々のコンパイルの実行から維持することもできます。

チッププランナーでは、デザインの解析だけでなく、デザイン・フロアプランの作成と最適化を行うこともできます。I/O の割り当てには、ピンプランナーを使用します。

チッププランナーのリソース

リソース タイプ 詳細
デザイン・フロアプランの解析と最適化 デザイン最適化ユーザーガイド: インテル® Quartus® Prime プロ・エディションの章 デザイン・フロアプランとチッププランナーに関する基礎的なドキュメント
チッププランナー操作説明ビデオ: パート 1 (全 2 回) (英語) E2E ビデオ チッププランナーのチュートリアル: クロス・リファレンス・タイミング・パス、ファンイン、ファンアウト、配線遅延、クロック領域
チッププランナー操作説明ビデオ: パート 2 (全 2 回) E2E ビデオ チッププランナーのチュートリアル: 配線使用率、デザイン要素の検索、ロジックロック・リージョン
インテル® FPGA Quartus® チッププランナーとリソース・プロパティー・エディターを使用して ECO 変更を行う方法: パート 1 (全 3 回) E2E ビデオ チッププランナーを使用して、最終段階での小さな ECO (設計変更) を行う方法
インテル® FPGA Quartus® チッププランナーとリソース・プロパティー・エディターを使用して ECO 変更を行う方法: パート 2 (全 3 回) E2E ビデオ チッププランナーを使用して、最終段階での小さな ECO を行う方法
インテル® FPGA Quartus® チッププランナーとリソース・プロパティー・エディターを使用して ECO 変更を行う方法: パート 3 (全 3 回) E2E ビデオ チッププランナーを使用して、最終段階での小さな ECO を行う方法
タイミング・アナライザーとチッププランナーを使用して、トランシーバー・チャネルから I/O ピンへの CDR リカバリークロックのローカル配線をトレースする方法 (英語) E2E ビデオ チッププランナーとタイミング・アナライザーの使用例

デザイン・スペース・エクスプローラー II

デザイン・スペース・エクスプローラー II (DSE) では、デザインのコンパイルについて数多くのパラメーターを調査できます。

DSE を使用してパラメーターの異なる複数のコンパイルを管理することにより、タイミング・クロージャーを実現できる最適なパラメーターの組み合わせを見つけることができます。

デザイン・スペース・エクスプローラー II のリソース

リソース 詳細
デザイン・スペース・エクスプローラー II による最適化 ユーザーガイドを開始する: インテル® Quartus® Prime プロ・エディション
デザイン・スペース・エクスプローラー (DSE) のデザイン例 デザインスペース調査の例
デザイン・スペース・エクスプローラーの使用 (ODSE) 無料オンライン・トレーニング、21 分

8. オンチップデバッグ

オンチップデバッグの概要

FPGA の性能の向上、サイズの増大、複雑化に伴って、FPGA デザインサイクルにおける検証プロセスは不可欠になってきました。検証プロセスの複雑さを緩和するために、インテルはオンチップ・デバッグ・ツールのポートフォリオを提供しています。オンチップ・デバッグ・ツールにより、ベンチ・ロジック・アナライザーやプロトコル・アナライザーなどの外部機器を使用しなくても、デザインの内部ノードのリアルタイム・キャプチャーや、デザインの素早い検証が可能になります。これにより、ボードレベルの信号プロービングに必要なピンの数の削減ができるようになります。デバッグ・ポートフォリオのすべてのツールのガイドについては、デバッグ・ツール・ユーザーガイド: インテル® Quartus® Prime プロ・エディションのシステム・デバッグ・ツールに関するセクションを参照してください。

外部メモリー・インターフェイス・ツールキットにより、外部メモリーのデバッグが容易になります。詳細については、外部メモリー・インターフェイス・サポートセンターを参照してください。

トランシーバー・ツールキットは、トランシーバーの信号品質と性能を検証するさまざまな機能を提供します。このツールキットの詳細については、トランシーバー・ツールキット製品ページを参照してください。

オンチップデバッグの例

オンチップデバッグのデザイン例

一般的なデバッグシナリオで使用可能な機能を活用するうえで役立つ例を以下に示します。

オンチップデバッグ - トレーニング・コース

オンチップデバッグのトレーニング・コース

オンチップデバッグ - その他のリソース

オンチップデバッグ - その他のリソース

リソース 詳細
インテル® FPGA バーチャル JTAG (インテル® FPGA_virtual_jtag) IP コア・ユーザーガイド (PDF) インテル® FPGA_virtural_jag インテル® FPGA IP は、JTAG ポートを介して通信し、カスタム・デバッグ・ソリューションが開発できるようにします。

AN 323: SOPC Builder システムでの SignalTap II エンベデッド・ロジック・アナライザーの使用 (PDF)

デザインファイル (.zip)

SignalTap を使用して、プラットフォーム・デザイナーによって生成されたシステムモジュール内の信号を監視します。
AN 446: SignalTap II ロジック・アナライザーを使用した Nios® II システムのデバッグ (PDF) このアプリケーション・ノートでは、SignalTap ロジック・アナライザー内での Nios® II プラグインの使用について説明し、このプラグインの機能、コンフィグレーション・オプション、使用モードを紹介します。
AN 799: 信号プローブとラピッド・リコンパイルを使用したインテル® Arria® 10 デザインの迅速なデバッグ デザインへの影響を最小限に抑えて内部信号にアクセスします。

高度なトピック

ブロックベースのデザインフロー

インテル® Quartus® Prime プロ・エディションのデザイン・ソフトウェアは、ブロックベースのデザインフローを提供します。ブロックベースのインクリメンタル・コンパイルデザインブロック再利用の 2 種類のフローがあり、さまざまな場所にいる開発チームがデザイン時にコラボレーション作業を行えます。

ブロックベースのインクリメンタル・コンパイルでは、プロジェクト内のパーティションを保持するか、空にします。パーティションは、ソース、合成、最終のスナップショットの時点で空にしたり、保持することができます。ソース、合成、最終の各スナップショットでパーティションを空にしたり、保持することができます。

デザインブロック再利用フローでは、パーティションを作成、保持し、エクスポートすることで、別のプロジェクトでのデザインブロックの再利用を可能にします。この機能により、さまざまなチーム間でタイミング収束済みのモジュールを間違いなく受け渡すことができます。

ブロックベースのデザインのリソース

ラピッド・リコンパイル

ラピッド・リコンパイルでは、可能であれば以前の合成とフィッターの結果を再利用することができ、未変更のデザインブロックは再処理されません。デザインを少しだけ変更した後に、ラピッド・リコンパイルを実行すると、コンパイルの合計時間を短縮できます。ラピッド・リコンパイルでは、HDL ベースの機能的な ECO 変更をサポートしており、未変更のロジックの性能を維持しながら、コンパイル時間を短縮できます。

ラピッド・リコンパイル - サポートリソース

リソース 詳細
ラピッド・リコンパイルの実行 インテル® Quartus® Prime プロ・エディション・ハンドブック Volume 2 のラピッド・リコンパイルに関するセクション
AN 799: 信号プローブとラピッド・リコンパイルを使用したインテル® Arria® 10 デザインの迅速なデバッグ (PDF) 小さな変更時のラピッド・リコンパイルによるコンパイル時間の短縮について説明するアプリケーション・ノート

パーシャル・リコンフィグレーション

パーシャル・リコンフィグレーションでは、FPGA の一部を、残りの FPGA デザインを停止することなく引き続き機能させながら、動的に再コンフィグレーションすることができます。

デバイスの領域に複数の役割を作成し、特定の役割以外の領域での動作に影響を与えずに、その領域をリコンフィグレーションできます。

パーシャル・リコンフィグレーションの詳細については、パーシャル・リコンフィグレーション・ページを参照してください。

スクリプティング

インテル® Quartus® Prime および Quartus® II ソフトウェアには、コマンドラインおよびツールコマンド言語 (Tcl) スクリプト・デザイン・フローの包括的なスクリプティング・サポートが用意されています。ソフトウェアのデザインフローのステージ (合成、フィッティング、タイミング解析など) ごとに異なる実行コマンドには、共通設定を行ったり、共通タスクを実行するためのオプションがあります。Tcl スクリプト・アプリケーション・プログラミング・インターフェイス (API) には、基本機能から高度な機能まで対応するコマンドが含まれています。

コマンドライン・スクリプト

インテル® Quartus® Prime および Quartus® II ソフトウェアのコマンドライン実行コマンドは、バッチファイル、シェルスクリプト、Makefile、その他のスクリプトで使用できます。例えば、次のコマンドを使用して既存のプロジェクトをコンパイルします。

$ quartus_sh --flow compile

Tcl スクリプト

次のいずれかのタスクに Tcl API を使用します。

  • プロジェクトの作成と管理
  • アサインメントの作成
  • デザインのコンパイル
  • レポートデータの抽出
  • タイミング解析の実行

Quartus® II ソフトウェア Tcl 例ウェブページにある例を使用できます。その他のリソースを以下に示します。

スクリプティングのリソース

リソース 詳細
Quartus® II スクリプティング・リファレンス・マニュアル Quartus® ソフトウェア・シェル内からの、Quartus® ソフトウェア・コマンドライン実行コマンドと Tcl パッケージおよびコマンドについて説明します
インテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション設定ファイル・リファレンス・マニュアル (英語) Quartus® ソフトウェア設定ファイル (.qsf) 内のパラメーター設定について説明します。
コマンドライン・スクリプト インテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション・ユーザーガイドのセクション。
Quartus® II Tcl 例 便利な Tcl スクリプトの例を紹介するウェブページ。
コマンドライン・スクリプト (英語) (ODSW1197) インテル® Quartus® ソフトウェアのコマンドライン・スクリプト機能を紹介するオンライン・トレーニング (30 分)。
Tcl の概要 (英語) (ODSW1180) Tcl スクリプト構文の概要。
Quartus® II ソフトウェアの Tcl スクリプト (英語) (ODSW1190) Quartus® II ソフトウェアの Tcl スクリプト機能。

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