OPRA FAST パーサーのデザイン例

お勧めの用途:

  • デバイス: 不明

  • Quartus®: バージョン 16.1 - バージョン 17.1

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この例では、OPRA FAST 規格のパーサーを Open Computing Language (OpenCL™) で実装しています。OPRA FAST は、ファイナンシャル市場における高スループットかつ低レイテンシーのコミュニケーション用に開発された規格です。

カーネルは、UDP オフロードエンジンから着信した圧縮 OPRA Fast データを解析し、UDP オフロードエンジンとイーサネットを介してフィールドのサブセットを返します。UDP オフロードエンジンは、カーネルに対する I/O チャネルとして表されます。

この例のカーネルは、10G のラインレートでデータを処理するように設計されています。詳細については、以下の「ダウンロード」セクションにある「OPRA FAST の概要と実装」ドキュメントを参照してください。

機能

  • チャネルベンダーの拡張
  • レイテンシーセンシティブなアプリケーションに適した低レイテンシー
  • 単一動作項目カーネル

ダウンロード

このデザイン例は、OpenCL™ デバイス (.cl) およびホスト・アプリケーション用のソースコードを提供します。ホスト・アプリケーションのコンパイル用に、Linux* のパッケージには Makefile が含まれます。

以下のダウンロードは、この例のために提供されています。

このデザインの使用には、ハードウェア・リファレンス・デザイン・ライセンス契約の使用条件が適用されます。

ソフトウェア要件とハードウェア要件

このデザイン例には、以下のツールが必要です。

  • インテル® FPGA ソフトウェア・バージョン 16.1 以降
  • インテル FPGA SDK for OpenCL バージョン 16.1 以降
  • ボードパッケージ: ネットワーク・リファレンス・プラットフォームとの互換性が必要
  • Linux* の場合: GNU make および gcc

インテル® のデザインツールをダウンロードするには、OpenCL™ ダウンロードページをご覧ください。このデザイン例では、Linux オペレーティング・システムのみがサポートされています。

ホストシステムで 10G リンクの飽和状態を実現するには、特殊なハードウェアが必要な場合があります。以下のハードウェアの組み合わせで、10G の飽和状態の達成がテストされています。

  • Solarflare SFN5122F イーサネット・カード
  • 2X Avago AFBR-709SMZ トランシーバー
  • Mellanox MAM1Q00A-QSA アダプター
  • アドオン add-lc-lc-15m5om3 光ファイバーケーブル

OpenCL および OpenCL ロゴは Apple Inc. の商標であり、Khronos の許可を得て使用しています。

* 製品は Khronos 公開の仕様に基づいており、Khronos コンフォーマンス・テスト・プロセスに合格しています。現在のコンフォーマンス条件は、www.khronos.org/conformance で確認できます。