インテル® Quartus® Prime プラットフォーム・デザイナーを使用して必要な相互接続を構成することで、複数の EMIF デザイン例を統合できます。この手動プロセスでは、適切に統合されるように、各接続のセットアップと検証が行われます。
複数の EMIF デザインのマージを合理化および自動化するには、Agilex™ Multiple EMIF デザイナーツール (AMED) を使用します。このツールは、構成手順を自動的に処理することで統合プロセスを簡素化し、エラーの可能性を減らし、時間を節約します。
AMED ツールは、次のリンクからダウンロードできます。
[インテル® Agilex™ 7M/5/3 FPGA マルチ EMIF デザイナーツール (AMED)]
AMED ツールを利用するには、以下の手順に従ってください。
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すべての *.tcl ファイルを同じディレクトリーにコピーします。
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ターミナルを開きます。
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Windows* では、コマンドプロンプトを開きます。
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Linux* では、Konsole またはお好みの端末を開きます。
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cd コマンドを使用して、*.tcl ファイルを含むディレクトリーに移動します。
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tclsh multi_emif.tcl コマンドを入力して、スクリプトを実行します
AMED GUI のナビゲーション:
- マージするデザインの数を選択します。
- 各デザインのディレクトリーパスを参照して追加します。
- マージされた設計の出力ディレクトリを設定します。
- (オプション)[Run Analysis & Synthesis] にチェックを入れて、このステージを自動的に完了します。
- [ 生成] をクリックしてマージを開始します。
手記:
必要に応じて、スタンドアロンの Quartus® 環境のインストール・パスを必ず指定してください。
- Windows* スタンドアロン・インストールの場合は、次のようにパスを指定します。
C:/altera_pro/25.1/quartus - Linux* スタンドアロン・インストールの場合、「quartus」フォルダーまでの適切なインストール・ディレクトリー・パスを指定します (例: /path/to/quartus)。
Linux* でネットワーク・ベースの Quartus® インストールを使用する場合、この手順は必要ありません。