インテル® Quartus® Prime Pro Edition ソフトウェア・バージョン 22.3 の問題により、高速 (>6G) から低速 (<=6G) に動的にリコンフィグレーションする場合、CPRI マルチレートのデザイン例で rx_ready ステータス信号はハイになりません。
インテル® Quartus® Prime Pro Edition ソフトウェア・バージョン 22.3 で、CPRI レートを高速バリアント (>6G) から低速バリアント (<=6G) に動的に再構成する場合にこの問題を回避するには、次の手順を実行します。
- 回避策スクリプト「ftile-cpri-dr-test.tcl」をダウンロードします。
- <your_example_design_directory>/hardware_test_design/hwtest/ に移動します。
- ファイル "ftile_cpri_dr_test.tcl" をダウンロードしたファイルに置き換えます。
回避策スクリプトの主な変更点は、6Gbps 以下の CPRI レートでアサートされた 2 つの FGT 属性アクセス コマンドです。
- CPI_assert_req 0 $RESET_LANE($lane番号)
- CPI_assert_req 0 $SET_MODE_BYPASS($lane_数値)
この問題は、インテル® Quartus® Prime Pro Edition ソフトウェアのバージョン 22.4 で修正されています。