インテル® Quartus® Prime Pro Edition ソフトウェアのバージョン 22.3 では、F タイル CPRI PHY インテル® FPGA IP、F タイル Interlaken インテル® FPGA IP、F タイル Serial Lite IV インテル® FPGA IP をインスタンス化し、パッケージコード R47A の Intel Agilex® デバイスをターゲットにしたときに、上記のクリティカル警告メッセージなどが表示されることがあります。
これは、パッケージコード R47A の インテル Agilex デバイスでは、平均故障間隔 (MTBF) の制限により、これらの IP が現在タイル・スピード・グレード -3 をサポートしていないためです。
インテルでは、報告された MTBF がユーザーのアプリケーションの許容範囲内でない限り、より高速なタイル・スピードグレードのデバイスを使用することを推奨しています。
この警告を回避するには、次の 2 つの方法があります。
- ユーザーは、より高速なスピードグレードのデバイスを選択できます。タイルスピードグレード 2 のデバイスの例は次のとおりです。AGMF039R47A2E2VR0
- QSF 割り当てを追加します。 set_global_assignment -name MIN_MTBF_REQUIREMENT 9 (注: ユーザーは 9 をユーザーのアプリケーションで許容できる低い値に上書きできます)
この問題は、インテル® Quartus® Prime Pro Edition ソフトウェア バージョン 22.4 で修正されています。