O-RAN インテル® FPGA IP バージョン 1.6.0 以前の問題により、[ブロック浮動小数点圧縮] をオンにすると、O-RAN インテル FPGA IPに誤った値が表示される場合があります。
元の PRB 値が最大正の値でほぼ飽和している場合、インテルFPGA O-RAN IP は圧縮 PRB という負の値を生成することがあります。
たとえば、元の PRB 値 "8180" は指数値 '5' を使用して 9 ビットに圧縮され、圧縮された PRB 値は 256 (0x100) として誤って生成されます。圧縮値は 16 ビットとして圧縮解除されることが想定され、期待値は 8192 (0x2000) です。ただし、圧縮解除の結果は 8192(0xE000) になります。
この問題は、'8' から '15' までの IqWidth に影響します。
フロントホール圧縮インテル® FPGA IPにも同じ問題があります。
この問題は、O-RAN インテル® FPGA IP およびフロントホール圧縮インテル FPGA IP webcore バージョン 22.2 以降で修正されています。