インテル® Stratix® 10 L および H タイル・ネイティブ PHY IP Avalon メモリー・マップド (AVMM) インターフェイス・バスがあるため、RX アダプション・モードが「アダプティブ CTLE、アダプティブ VGA、オールタップ・アダプティブ DFE」に設定されている場合、PMA オートスイープの実行に時間がかかるとトランシーバー・ツールキットがクラッシュすることがあります。
L および H タイル・ネイティブ PHY IP AVMM バスは、ユーザーロジック、NPDME (トランシーバー・ツールキット)、PreSICE、ストリーマー、コンフィグレーション・レジスター、リコンフィグレーション機能および制御を含む複数のマスター間で共有されます。
NPDME (Transceiver Toolkit) と RX Adaptive エンジンはどちらも AVMM インターフェイスにアクセスする必要があります。オートスイープの実行に時間がかかると、AVMM アクセスの衝突や、それに続くトランシーバー・ツールキットのクラッシュの可能性が高まります。
この問題を回避するには、オートスイープの実行を減らすか、「手動 CTLE、手動 VGA、DFE オフ」や「アダプティブ CTLE、アダプティブ VGA、DFE オフ」など、RX PMA の静的モードを選択します。