インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディションバージョン 21.3 および 21.4 の問題により、エラー・フラグがアサートされた後に SEU エラーが発生し、STATUS_BYTEが 0 に等しくない場合があります。電源管理ファームウェア (PMF) バージョン 21.3 および 21.4 は、エラー・フラグをクリアするCLEAR_FAULTSコマンドを送信しません。
この問題は、インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション バージョン 22.1 以降で修正されています。
バージョン 22.1 以降のCLEAR_FAULTSコマンドを送信するためのファームウェア・フローは次のとおりです。
- パワーアップ
- FW 読み出しSTATUS_BYTE
- ステップ 2 がゼロ以外の値を返す場合、FW は CLEAR_FAULTSに送信します (v22.1 の新しい値)
- 500 ミリ秒ごとにSTATUS_BYTE FW ポーリング
- SEU 検出 IP は、!=0 STATUS_BYTEするとエラーのフラグを立て、エラー・メッセージ・キュー (EMQ) にエラーが発生します。
- ステップ 4 がゼロ以外の値を返す場合、FW は CLEAR_FAULTSに送信します (v22.1 の新しい値)
- ステップ 4 に進みます。
Prime GUI でスレーブ・デバイス・タイプが「その他」に設定インテル® Quartus®場合、ステップ4〜7は実行されません。