これらの問題は、Quartus® Prime スタンダード・エディション・ソフトウェアのバージョン 21.1 で、Windows オペレーティング・システム (OS) で Eclipse 向け Nios® II ソフトウェア・ビルドツールを使用して Nios II プロセッサー・ソフトウェアをビルドする際に発生する可能性があります。
これは、Eclipse 実行可能ファイルの問題が原因で設定された WSLENV 変数が正しくないことが原因です。
Linux 向け Windows サブシステム (WSL) を使用して Nios II プロセッサー・ソフトウェアをビルドすると、次のエラーが表示される場合があります。
- wsl dos2unix create-this-app;./create-this-app --no-make
- このエラーは、Windows メニューから Eclipse 向けNios® II ソフトウェア・ビルドツールを起動する際に表示されることがあります。
- make: コマンドが見つかりません
- このエラーは、Nios® II コマンド・シェルから Eclipse 向け Nios® II ソフトウェア・ビルド・ツールを起動する際にプロンプトが表示されることがあります。
この問題を回避するには、Quartus® Prime スタンダード・エディション・ソフトウェア v21.1 のパッチをダウンロードしてインストールします。
以下の適切なリンクからバージョン21.1のパッチをダウンロードしてインストールします。