インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション・バージョン 21.1 の問題により、RAM を 2D RAM として宣言した場合、RAM が推論されていないため、大量の ALM リソースを使用しているため、コンパイル時間が長くなる場合があります。これは、インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディションが 2D RAM を 3D RAM と解釈し、.mif ファイルを生成できないためです。
VHDL で整数の 2D アレイとして定義された RAM は、k ビット整数を持つ n 個の行と m 列を持ちます。整数は k ビットで表されるため、1 次元が追加され、合成では VHDL の 2D 整数配列用の 3D RAM が生成されます。
この問題が生じる可能性のある 2D RAM の VHDL コードの例:
タイプ ram_t は、整数範囲 0 ~ 7 の配列 (0 ~ 3、0 ~ 3) です。
この問題の回避策はありません。
この問題は、インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション・バージョン 21.3 以降で修正されています。