SoC EDS ソフトウェア・バージョン 16.0 以降の問題により、u-boot-socfpga は次の場合に Arria® 10 SoC デザインの起動に失敗する可能性があります。
- BSP-Editor / u-boot-socfpga で外部FPGA構成が選択されている
- HPS に外部メモリー・インターフェイス (EMIF) が接続されていない
SoC EDS ソフトウェア・バージョン 16.0 から生成された u-boot-socfpga ブートローダーでこの問題を回避するには 、u-boot-socfpga_arria10_sdram.patchをダウンロードして適用します。
このパッチは uboot-socfpga/arch/arm/cpu/armv7/socfpga_arria10/sdram.c に変更を加え、外部メモリー・インターフェイスが存在しない場合の#defineを追加します。
パッチを適用するには
- bsp-editor で生成された BSP(software//uboot-socfpga)の実行時に作成された uboot-socfpga ディレクトリーに .patch ファイルをコピーします。
- git apply .patch
- bsp ディレクトリー cd に移動します。
- u-boot の再構築: make clean; make
- 更新されたuboot_w_dtb-mkpimage.bin を sdcard / QSPI に書き込みます。