DDR4 ハード・コントローラーへの一連のAvalon-MM アクセス用に開かれた DDR4 バンクグループの数に関係なく、オート・プリチャージはAvalon-MM バーストの最後のビートでのみ有効になります。
オート・プリチャージ機能で最高のパフォーマンスを実現する方法を示す 2 つの例を紹介します。
いずれの場合も、シーケンシャル・アドレス指定の読み取り / 書き込みトラフィック・データ・パターンの長いバーストと、メモリーページの最後のアクセス時にはオート・プリチャージを使用します。メモリーページは、DDR4 activate コマンドによって開かれた銀行グループ、銀行アドレス、行アドレスの組み合わせとして定義されます。
1) DDR4 IP は、[コントローラー] タブの [効率] >アドレスのオーダリング・パラメーターで構成されます。このパラメーター値は CS-CID-Row-Bank-Col-BG または CID-Row-CS-Bank-Col-BG に設定できます。
DDR4 ハード・コントローラーへのAvalonアクセスを、バーストサイズ 1 でシーケンシャル・アドレス・アクセスに分割します。 4 つのバンクグループが使用され、最後の 4 回のアクセスでは、すべてのバンクグループがオート・プリチャージ・コマンドを使用して読み取りまたは書き込みを受信するように、オート・プリチャージ信号を主張します。x4 および x8 構成の DDR4 デバイスには 4 つのバンクグループがあります。DDR4 x16 デバイスにはバンクグループが 2 つしかありません。
2) DDR4 IP は、[Controller] タブのパラメーター>効率>アドレスのオーダリングを CS-BG-Bank-CID-Row-Col に設定して設定します。
このアドレスの順序付けでは、1 つのメモリーページのみが開かれ、1 つ以上のバーストサイズのAvalonバーストアクセスを使用できます。バーストの最後のアクセスについては、オート・プリチャージ信号を主張します。