記事 ID: 000086843 コンテンツタイプ: トラブルシューティング 最終改訂日: 2019/05/17

シンクロナイザー・チェーンの「altera_std_synchronizer_nocut」が、タイミング・アナライザーのメタスタビリティー・レポートで安全でない MTBF を持っているのはなぜですか?

環境

  • インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション
  • BUILT IN - ARTICLE INTRO SECOND COMPONENT
    詳細

    インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション・バージョン 19.1 の問題により、シンクロナイザー・チェーンの「altera_std_synchronizer_nocut」は、非同期転送の後に、安全でない平均故障間隔 (MTBF) を発生させる可能性があります。これは、シンクロナイザーのチェーンがリタイマーによって作成されたレジスターとマージされるため、シンクロナイザーの要件が壊れます。シンクロナイザーを使用しない場合、非同期転送は MTBF が非常に低く、危険であると報告されます。

    解決方法

    インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディションでこの問題を回避するには、インテル® Quartus® Settings ファイル (.qsf) に次の課題を書き込み、早期リタイマーをオフにします。

    「set_global_assignment -name FITTER_EARLY_RETIMING OFF」

    この問題は、今後のリリースインテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディションで修正される予定です。

     

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    本記事の適用対象: 1 製品

    インテル® Stratix® 10 FPGA & SoC FPGA

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