インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション・バージョン 21.1 以降の問題により、nSTATUS は、以前の進行中のリコンフィグレーション操作を中断したリコンフィグレーション操作開始時に、nCONFIG と nSTATUS が高くなった後に低パルスを生成します。
図 1 は 、nSTATUS 信号によって生成される予期しない低パルスを示しています。
nSTATUS 信号に予期しない低パルスの前に継続的なリコンフィグレーション操作がなかった場合は、インテル® Stratix® 10 コンフィグレーション・ユーザーガイドまたは® インテル Agilex・コンフィグレーション・ユーザーガイドで説明されているように、リカバリー可能なコンフィグレーション・エラーとして処理する必要があります。
この問題を回避するには、コンフィグレーション・コントローラーに、nSTATUS 信号上の予期しない低パルスを無視させ、nSTATUS が高く戻ったら、再構成プロセスを継続します。予期しない低パルスを無視すると、インテル® Stratix® 10 または インテル Agilex® 7 デバイスが再構成プロセスを完了できます。
この問題は、インテル Agilex 7 デバイスの場合は インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション バージョン 21.3 から、インテル® Stratix® 10 デバイスではバージョン 21.4 インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション修正されています。