記事 ID: 000086358 コンテンツタイプ: トラブルシューティング 最終改訂日: 2017/05/01

Arria 10 HPS システムで Linux を実行している際にイーサネットがハングするのはなぜですか?

環境

  • インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション
  • BUILT IN - ARTICLE INTRO SECOND COMPONENT
    詳細

    Synopsys® linux-socfpga カーネルバージョン 4.1.22-ltsi における Linux ドライバーのイーサネット MAC の問題により、HPS サブシステム内のトラフィックが増加すると、イーサネット・インターフェイスが停滞する可能性があります。

    この問題が発生すると、HPS EMAC DMA ステータスレジスターには次の状態が表示されます。

    i_emac__dmagrp_status:

    rs (受信プロセス状態) : 0x5: RUN WARRANT : 実行: 受信記述子を閉じる

    以下のレジスターのステータスも存在する場合があります。

    0x1: 送信記述子利用不可

    ovf (レシーブ・オーバーフロー): 0x1: 受信バッファー・オーバーフロー

     

     

    解決方法

    この問題は、https://github.com/altera-opensource から入手可能な linux-socfpga 4.1.33-ltsi カーネルで修正されました https://github.com/altera-opensource

    コミット ID: 9a8bc214cc13bb318f403b (「stmmac: dwmac100 と dwmac1000 でリセット機能を共有」)

    コミット ID: b0db4ee2b475f0b7ac1e36 (「stmmac: リワーク DMA バス設定と新しいプラットフォーム AXI 構造の導入」)

    以前のバージョンのカーネルでこの問題を回避するには、EMAC DMA コントロールレジスターを編集してaxi_bus_mode rd_osr_lmtを設定し、レジスターを0xFにwr_osr_lmtします。  この設定により、EMAC DMA AXI マスター・インターフェイス上で多数の未処理 AXI トランザクションが可能になります。

     

     

    関連製品

    本記事の適用対象: 1 製品

    インテル® Arria® 10 SX SoC FPGA

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