Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・バージョン 17.0 の問題により、.ipx ファイルを使用して複数のカスタム・コンポーネントを作成すると、.sopcinfo ファイルはプロジェクト・ディレクトリー・フォルダーではなく、qsys_nameフォルダーに生成されます。
Nios II・ソフトウェア・ビルド・ツールでNios® II・アプリケーションと bsp プロジェクトをビルドする際に、アプリケーション・プロジェクトをビルドするときにエラーが表示されます。
エラー:
情報: コンパイル中 ../src/main.c to 7/default/main.o
nios2-elf-gcc -xc -MP -MMD -c -I../bsp/HAL/inc -I../bsp -I../bsp/drivers/inc -pipe -D__hal__ -DALT_NO_C_PLUS_PLUS -DALT_USE_DIRECT_DRIVERS -DALT_NO_INSTRUCTION_EMULATION DALT_USE_SMALL_DRIVERS -DALT_USE_SMALL_DRIVERS -DSMALL_C_LIB -DALT_SINGLE_THREADED -O2 -g -Wall -mno-hw-div -mno-hw-mul-mno-hw-mulx -mgpopt=global -o 10/default/main.o ../src/main.c
../src/main.c:33:38: 致命的なエラー: custom_pattern_generator.h: そのようなファイルまたはディレクトリーがありません
「custom_pattern_generator.h」を#include
^
コンパイルは終了しました。
make: *** [70/default/main.o] エラー 1
make: ディレクトリーを残す
この問題を回避するには、qsys_name フォルダー内のqsys_name.sopcinfo ファイルを、.ipx ファイルが存在する同じパスを持つプロジェクト・ディレクトリーにコピーし、Nios II・ソフトウェア・ビルド・ツールでアプリケーション・ファイルを再構築します。
この問題は、インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディションの今後のリリースで修正される予定です。