可変ストリーミング固定小数点 FFT の場合、Quartus® II ソフトウェア・バージョン 11.0 以降でビット増加アルゴリズムが変更されます。 新しいアルゴリズムでは、全体的なビット増加は Log2 (N) 1 (N は FFT の長さ) 以下になります。 この新しいアルゴリズムでは、周波数領域で使用されていない 2 つの MSB を削除することで、出力ビット幅を縮小できます。
例として、データ精度幅が 18 ビットの 1024 ポイント FFT を使用します。
バージョン 10.1
出力ビット幅 = データ精度幅 2.5 × (log4(MAX(N)) = 31 ビット
バージョン 11.0 以降
出力ビット幅 = データ精度幅 log2(N) 1 = 29 ビット