Quartus® II ソフトウェア・バージョン 7.0 以前で物理合成 実行レジスター複製 オプションを使用すると、ファンアウトの多い一部のレジスターが複製されます。コンフォーマル LEC を使用して正式な検証を実行すると、ツールは、Stratix® II GX デザインのゴールデン (RTL) と改訂 (処理) デザインの間で同等でないことが報告される場合があります。この同等でないことが生じるのは、重複したレジスター用 の .jp スクリプト・ファイルに書き込まれたインスタンス同等のコマンドが、コンフォーマンス LEC では無視されるためです。
この問題は、Quartus® II ソフトウェア・バージョン 7.1 から修正されています。
バージョン 7.0 以前でこの問題を回避するには 、.fpga ファイル を編集し U
、Stratix II GX デザイン内のすべての重複したレジスターのゴールデン・インスタンス名とリビジョン番号のインスタンス名の後に文字列を追加してください。この文字列を追加すると、Confアンスホール LEC はインスタンスを検索し、インスタンス同等のコマンドを適用できます。
例えば、.http ファイルに次のコマンドが含まれている可能性があります。
add instance equivalence e_I/lc_ff e~SynDup_I/lc_ff -flatten -revised
次のようにこのコマンドを変更します。
add instance equivalence e_I/lc_ff/U e~SynDup_I/lc_ff/U -flatten -revised