Arria® II GX FPGA開発キットでは、ファクトリー・アプリケーションは工場出荷時とユーザー 1 のロケーションに対してのみデフォルトの optionbit バイトでフラッシュをプログラミングします。
ユーザー 2 の位置に適したオプションビットバイトでフラッシュを手動でプログラミングしても、工場出荷時のアプリケーションが実行されると、optionbit バイトを再プログラムし、ユーザー 2 の位置のオプションビットバイトを上書きします。これにより、ユーザー 2 の場所の読み込みに失敗します。
回避 策:
次のコマンドを使用して、BUP (board_update_portal) ソフトウェア・イメージをフラッシュから削除します。
nios2-flash-programmer --base=0x0a000000 --erase-all