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タイミング主導の合成が無効になっている場合でも、レジスターのリタイミングなどの他のオプションが有効になっている場合、Quartus® II ソフトウェアはタイミング・ネットリストの初期化を試みることがあります。Synopsys Design Constraint(.sdc)ファイルにエラーがある場合、または Quartus® II ソフトウェアが合成前ネットリスト内のノードを持つ .sdc ファイルの識別子と一致しない場合、タイミング・ネットリストの初期化に失敗する可能性があります。タイミング・ネットリストの初期化に失敗した場合、Quartus® II ソフトウェアは以下の警告を表示します。
Warning: Timing-Driven Synthesis is skipped because it could not initialize the timing netlist.sdcファイルにエラーがある場合は、コンパイルの後の段階で問題が発生しないように修正する必要があります。デザインの合成前ネットリストに存在しない.sdcファイル・リファレンス・ノードがある場合は、.sdcファイルを調整してコンパイルプロセス全体に存在するノードのみを参照するか、この警告を無視してください。