Quartus® II ソフトウェア・バージョン 8.1 以降では、GUI を開くときやコマンドライン実行ファイルを呼び出すときに --64bit フラグを Quartus® II に渡すことで、64 ビット処理を有効にすることができます。
- Quartus® II GUI を開くとき:
コマンドラインには次のように --64bit フラグを追加する必要があります。
quartus --64bit
Quartus® II が --64bit フラグを使用して起動された場合、GUI または Tcl コンソールから開始されたすべてのサブプログラムも--64bit フラグを渡します。
- コマンドライン実行ファイル (quartus_map、quartus_fit、quartus_sta、quartus_tan、quartus_cdbなど) を実行する場合:
コマンドラインには次のように --64bit フラグを追加する必要があります。
quartus_map --64 ビット
また、-s および --64bit コマンドラインフラグを使用してインタラクティブな Tcl シェル・ユーザー・インターフェイスを介して Tcl コマンドを実行して 64 ビット処理を有効にすることもできます。Tcl シェル・コンソール内の後続コマンドは 64 ビット処理も使用します。 例えば:
quartus_sh --64bit -s
このソリューションに含まれる情報は、Quartus® II ハンドブックのバージョン 8.1 およびインテル® Quartus® II ソフトウェア・バージョン 8.1 のヘルプファイルに記載されていません。 この問題は、Quartus® II ソフトウェアおよび関連ドキュメントの次のリリースで解決される予定です。
インテル® Quartus® II ソフトウェアのバージョン 8.0 以前のバージョンでは、次のいずれかの方法を使用して、Quartus® II ソフトウェアで 64 ビット処理を有効にすることができます。
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Quartus® II ソフトウェア GUI で、[ツール] メニューから [オプション] を選択します。 [一般] カテゴリーで [処理] を選択し、適切なオプションを選択します。サポートされている 64 ビット環境で Quartus® II ソフトウェアを実行しない場合、選択は無効になります。 このオプションは、バージョン 8.1 以降の Quartus® II ソフトウェアでは使用できません。
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上記のように --64bit オプションをコマンドライン実行ファイルに渡すことができます。
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QUARTUS_64BITを使用して、Quartus® II ソフトウェアで 64 ビット処理を有効にすることができます。 Quartus® II ソフトウェアを実行する前に環境変数を 1 に設定します。