クロック周波数が同じであっても、Quartus® II ソフトウェアは、ALTLVDS_RXメガファンクションとALTLVDS_TXメガファンクションを DPA 有効にした状態で PLL をマージしようとすると、この警告が表示されることがあります。これは、Stratix® III およびStratix IV デバイスに影響します。
例えば、PLL のポスト・スケール・ディバイダー (k) の制限範囲は 1、2、4 です。 DPA を有効にしない ALTLVDS メガファンクション・インスタンスに最適な VCO 周波数は最大 600MHz ですが、3 が有効な分圧値ではないので、600MHz を使用して 200MHz の DPA 周波数を生成することはできません。
外部 PLL オプションなしで ALTLVDS メガファンクションを使用する場合、Quartus® II ソフトウェアの PLL 設定を制御することはできません。 回避策として、外部 PLL モードで ALTLVDS メガファンクションを使用できます。 これにより、PLL 値を制御し、PLL クロック出力をALTLVDS_RXメガファンクションに手動で割り当て、デザイン内のメガファンクション・インスタンスをALTLVDS_TXできるため、PLL 共有が可能になります。
外部 PLL モードでの ALTLVDS メガファンクションの使用に関する詳細については、 ALTLVDS メガファンクション・ユーザーガイド (PDF).