クオーターレート・モードの UniPHY DDR3 コントローラーが 外部メモリー・インターフェイス・スペック・エスティメーター・ツール (HTML)で指定された最大周波数付近で動作している場合、クオーターレート・クロック・ドメインからハーフレート・クロック・ドメインまでのコア・タイミング・パスでタイミング違反が生じる場合があります。 これらのパスは次の形式 *qr_to_hr|dataout_r*
になります。 *hr_to_fr*
これらのパスを制約し過ぎている場合、タイミング・クロージャーを助けることができます。 フィッターに対してこれらのパスを制約し過ぎるために、静的タイミング解析では使用しないように、Synopsys Design Constrains(.sdc)ファイルにこの制約を含めます。
#Overconstraining QR to HR clock domain
set ver_info $::TimeQuestInfo(nameofexecutable)
if { != "quartus_sta"} {
set_max_delay -from [get_keepers *qr_to_hr\|dataout*] -to [get_keepers *hr_to_fr*] 1}
この制約により、これら 2 つのノード間の最大遅延は非常に短い遅延に設定され、Quartus® II フィッターはこれらのパスを優先します。