「リード DQS トラッキングを有効にする」機能が有効になっている場合、Stratix® V デバイスで UniPHY ベースの DDR3 SDRAM コントローラー IP を使用する場合、ハードウェアとシミュレーションの両方でリフレッシュ時間が長くなります。
メモリークロック周波数が 533MHz 以上の場合は、リード DQS トラッキングを有効にすることをお勧めします。
DQS トラッキングを有効にすると、リフレッシュ・サイクル (tRFC が満たされた) 後にコントローラーが停止し、インターフェイス・コントロールがシーケンサーに渡されます。シーケンサーは、リード・ルーチン (Activate-Read-Precharge) を実行して DQS 追跡情報を取得します。
DQS 追跡は、コントローラーがリフレッシュを完了するたびに実行されます。コントローラーのリフレッシュ時間が必要以上に長いように見える場合があります。
[読み取り DQS 追跡を有効にする] が無効になっている場合、更新時間は引き続きメモリー要件に準拠します。