インテル® Stratix® 10 PCIe* ハード IP の問題により、EiOS (Electrical Idle Ordered Set) を受信しなかったり、破損したりした場合、ダイレクト速度の変更は実行されません。また、L1 状態への変更に失敗する場合もあります。以下の速度または状態の変更が影響を受けます。
- Gen3 から Gen2
- Gen2 から Gen3
- Gen3 L0 から L1 の状態
- Gen2 L0 から L1 の状態
注: インテル® Stratix® 10 PCIe* ハード IP は L1 状態での省電力をサポートしません。
この問題は、初期リンクアップには影響しません。
この問題は、インテル® Stratix® 10 GX L タイル ES3 または L タイル製品デバイス、すべての インテル® Stratix® 10 SX L タイルデバイス (ES1 およびプロダクション)、および インテル® Stratix® 10 GX H タイル ES2 デバイスに影響します。
インテル® Stratix® 10 GX H タイル製品デバイスは影響を受けません。
速度変更を実行するには、まず列車を Gen1 の速度に下げ、次に希望の速度または状態に再トレーニングします。
- 例えば、Gen3 から Gen2 に変更するには、まず Gen3 から Gen1 への速度変更を実行してから、Gen1 から Gen2 への速度変更を実行します。
- Gen3 L0 から Gen3 L1 状態に変更するには、まず Gen3 L0 から Gen1 L0 への速度変更を実行してから、Gen1 L0 から Gen1 L1 状態への状態変更を実行します。
この問題は、インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション バージョン 18.0 以降で修正されています。