Quartus® II ソフトウェア・バージョン 13.0 SP1 とパッチ 1.dp5 の問題により、コンパイルの フィッター 段階 で特定の警告メッセージが表示され、次の基準が満たされた場合には Time Columbus タイミング・アナライザー内で DDR の問題を報告 します。
derive_pll_clocks
UniPHY ベースのメガファンクションで生成された .sdc ファイルの後、Synopsys Design Constraint(.sdc)ファイルで呼ばれます。- 以下の周波数範囲で使用される UniPHY ベースの DDR2 または DDR3 メモリー・コントローラー:
デバイス |
メモリー周波数 (MHz) |
---|---|
Cyclone® V E/GX/GT |
250 <= f < = 400 |
Arria® V GX/GT | 250 < = f < 450 |
Time Drew タイミング・アナライザーを使用したスタティック・タイミング解析の際に、以下の警告が表示される場合があります。
Warning (332088): No paths exist between clock target "<variation name>|altera_pll_i|general[0].gpll~PLL_OUTPUT_COUNTER|divclk" of clock "<variation name>|altera_pll_i|general[0].gpll_afi_clk" and its clock source. Assuming zero source clock latency.
この問題を回避するには、以下のパッチをダウンロードしてインストールしてください。インテル® Quartus® II ソフトウェア・バージョン 13.0 SP1 パッチ 1.dp5 をインストールする必要があります。以下のパッチが正しく機能するには、
- Windows 用バージョン 13.0 SP1 パッチ 1.dp5l (.exe) をダウンロードします。
- Linux 向けバージョン 13.0 SP1 パッチ 1.dp5l をダウンロード (.run)
- インテル® Quartus® II ソフトウェア・バージョン 13.0 SP1 パッチ 1.dp5l (.txt) の Readme をダウンロードする
上記のパッチを正常にインストールした後で、EMIF IP を再生成し、デザインを再コンパイルする必要があります。
この問題は、インテル® Quartus® II ソフトウェアの今後のバージョンで修正される予定です。