記事 ID: 000081618 コンテンツタイプ: トラブルシューティング 最終改訂日: 2021/08/28

シフトレジスター (RAM ベース) のメガファンクションがゲートレベルのシミュレーションおよびハードウェア検証で失敗する理由

環境

  • インテル® Quartus® II サブスクリプション・エディション
  • BUILT IN - ARTICLE INTRO SECOND COMPONENT
    詳細

    Quartus® II ソフトウェアのバージョン 10.1 SP1 以前の問題により、Shift Register (RAM ベース) MegaWizard™ プラグインでは、MLAB がメモリーブロックタイプとして選択されている場合、メガファンクションで clken ポートを使用できます。MLAB メモリーブロックは、clken ポートを使用したシフトレジスターの実装には適していません。ゲートレベルのシミュレーションやシフトレジスターのハードウェア検証の際にエラーが発生する可能性があります。

    この問題を回避するには、clken ポートを使用してシフトレジスター (RAM ベース) のメガファンクションを実装する際に、他のメモリーブロックタイプを選択してください。

    インテル® Quartus® II ソフトウェア・バージョン 11.0 以降、Shift Register (RAM ベース) ウィザードでメモリーブロックタイプとして MLAB を選択すると、clken ポートは無効になります。

    関連製品

    本記事の適用対象: 5 製品

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