インテル® Quartus® II ソフトウェアでは、デフォルトで [ スターンクロックドメイン間のカットパス] オプションがオンになっています。インテル® Quartus® II ソフトウェア・バージョン 6.0 以降、この設定によりソフトウェアは割り当てられたクロックドメインを超えるパス上のすべてのセットアップおよびホールド制約を無視します。 Quartus® II Classic タイミング・アナライザーは、移動中のクロックドメインを横断するパスを制約のないとして報告します。
この報告は、以前のバージョンの Quartus® II ソフトウェアでは発生しませんでした。これらの警告を回避するには、分断 されたクロックドメイン間の[パスの切断]をオフにします。特定のパスでのタイミング解析を防止するには、関連するパスごとに個別のカットパスを割り当ててください。
タイミング・アサインメントとカットパスの割り当ての詳細については、Quartus® II ハンドブック第 3 巻の Time Columbus Timing Analyzer (PDF) の章を参照してください。