この警告は、Nios® II・エンベデッド・デザイン・スイート (EDS) によって生成された makefile で、mem_init_generate make ターゲットによって生成されたメモリー初期化ファイルを使用する場合に表示される場合があります。
この警告の原因は、インテル® Quartus® Prime ソフトウェアが初期化されているメモリーのデータポート幅と .txt ファイル内のレコード長が一致すると予測するためです。 データポートの幅はプラットフォーム・デザイナーのビット単位で指定され、elf2 でバイト単位で指定されることに注意してください。
生成された .txt ファイルをメモリー・データ・ポート幅と一致するレコード長に変更するには、BSP ディレクトリー内の mem_init.mk ファイルを変更します。
- ELF_TO_HEX_CMD_NO_BOOTLOADER コマンドを見つける
- 次のスイッチを追加します。
--record=${mem_hex_width}/8
例:
ELF_TO_HEX_CMD_NO_BOOTLOADER = $(ELF2 CUSTOMIZATION) --record=4 $< $(mem_start_address) $(mem_end_address) --width=$(mem_hex_width) $(mem_endianness) --create-lanes=$(mem_create_lanes) $(elf2hex_extra_args) $@
この問題は、インテル® Quartus® Prime ソフトウェアの今後のリリースでは解決される予定はありません。