Quartus® II 13.1 より前のソフトウェアのバージョンでは、ダイナミック・オン・チップ・ターミネーション (OCT) を備えた双方向ピンの入力側をシミュレーションするフローをソリューションで説明しています。
www.intel.com/content/www/jp/ja/support/programmable/articles/000081259.html
Quartus® II ソフトウェア v13.1 の V シリーズ FPGAs (Stratix® V、Arria® V、Cyclone® V) で、ダイナミック OCT で双方向 I/O を使用している場合、Quartus® II ソフトウェアで生成される IBIS ファイルには、出力および入力終端の両方のモデルが含まれます。これは、4.2 以降の IBIS モデルのバージョンでサポートされています。
ダイナミック OCT は、信号が出力動作中に直列オンチップ・ターミネーションを使用し、入力動作中にパラレル・オンチップ・ターミネーションを使用する場合に使用されます。通常、これは外部メモリー・インターフェイス IP で使用されます。
Quartus® II ソフトウェア v13.1 ダイナミック OCT IBIS モデルの名前は、「g50c_r50c」で終わる名前になります。 例: sstl15i_ctnio_g50c_r50c。
シミュレーション・ツールでは、IBIS モデルがバッファーに接続されています。
- バッファーが出力として割り当てられた場合、シリーズ終端 (r50c) が使用されます。
- バッファーが入力として割り当てられた場合、パラレル・ターミネーション (g50c) が使用されます。
これは、Quartus® II ハンドブックの将来のバージョンで文書化される予定です。