デフォルトでは、Quartus® II ソフトウェアはデザイン内のすべての出力ピンと双方向ピンの I/O モデルを生成します。多くの場合、I/O モデルを使用して、双方向構成の I/O バッファーの入力側をシミュレートすることができます。 シミュレーション・ソフトウェアでは、シミュレーションするインターフェイスの方向に応じてバッファーを入力または出力に設定できます。
ただし、双方向ピン上でキャリブレーションを行うパラレル・オン・チップ終端 (OCT) などのオプションを使用する場合、I/O IBIS モデルには入力バッファーにキャリブレーション OCT オプションは含まれません。 これらの双方向ピンの入力部分をシミュレートするには、デバイスをダウンロードする必要があります。 IBIS モデル インテル® Quartus® II ソフトウェアで生成された IBIS モデルで、I/O モデルを適切な入力モデルに置き換えます。
まだダウンロードできないデバイスの場合、パラレル OCT IBIS モデルを生成するために以下の手順を実行できます。
- デザインのトップレベルにテスト入力ピンを作成します。希望の I/O 規格と入力終端をテスト入力ピンに割り当て、プロジェクトをコンパイルします。EDA ネットリスト・ライタは双方向ピン上の出力バッファーモデルのみを生成するため、入力並列 OCT モデルを生成するには入力のみのピンを追加する必要があります。
- または、入力のみのピンを備えたシンプルなテストプロジェクトを作成し、希望の I/O 標準と入力終端を割り当てて並列 OCT モデルを生成します。