記事 ID: 000080836 コンテンツタイプ: トラブルシューティング 最終改訂日: 2021/05/05

8 つ以上の記述子がプログラムされている場合、外部記述子コントローラーを備えた インテル® Stratix® 10 PCI Express* Avalon-MM® ハード IP のデザイン例がハングするのはなぜですか?

環境

  • インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション
  • Avalon-MM インテル® Stratix® 10 PCI Express* のハード IP
  • BUILT IN - ARTICLE INTRO SECOND COMPONENT
    詳細

    インテル® Quartus® Prime Pro プラットフォーム・デザイナー・ツールで生成されたルーターロジックのアドレスマッピングが正しくないため、外部記述子コントローラーを備えたインテル® Stratix® 10 PCIe* Avalon-MM® ハード IP のデザイン例は、8 を超える記述子がプログラムされている場合にハングします。

    解決方法

    この問題を回避するには、インテル® Quartus® Prime Pro プラットフォーム・デザイナー・ツールで生成された RTL ファイル手動で修正します。

    1. プロジェクト・ワークスペース*altera_merlin_router*.sv 検索し、以下のファイルを検索します。

    ../altera_merlin_router_xxx/sim/altera_merlin_router_xxx (シミュレーションフロー)

    ../altera_merlin_router_xxx/syn/altera_merlin_router_xxx (実装フロー)

    2. 各ファイルき、以下の行が存在するかどうかを確認し、それに応じて変更します。

    元の行は次のようになります。

     //-------------------------------------------------------

    各スレーブ・スパンでマスクオフするビット数を把握する

    アドレスデコード中

    //-------------------------------------------------------

    localparam PAD0 = log2ceil (64'h2000 - 64'h0);

    localparam PAD1 = log2ceil (64'h1000100 - 64'h100000);

    localparam PAD2 =log2ceil (64'h1002100 - 64'h1002000);

    次に変更します。       

            //-------------------------------------------------------

    各スレーブ・スパンでマスクオフするビット数を把握する

    アドレスデコード中

    //-------------------------------------------------------

    localparam PAD0 = log2ceil (64'h2000 - 64'h0);

    localparam PAD1 = log2ceil (64'h1001000 - 64'h100000);

    localparam PAD2 = log2ceil (64'h1003000 - 64'h1002000);

    3. シミュレーションまたはコンパイルフローを再度実行します。

    関連製品

    本記事の適用対象: 1 製品

    インテル® Stratix® 10 FPGA & SoC FPGA

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