インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・スタンダード・エディション / プロ・エディション・バージョン 17.1/18.0 および Prime 開発ソフトウェア・スタンダード・エディション・バージョン 18.1 インテル® Quartus®の問題により、AUTO_RAM_RECOGNITION設定とAUTO_ROM_RECOGNITION OFF を設定しても、DSP 係数 ROM の正しい使用が推論されない場合があります。これにより、FIR II IP コアの Fmax が低くなります。
インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・スタンダード・エディションでこの問題を回避するには、以下の手順に従ってください。
コンパイラー設定>割り当て>設定>詳細設定 (合成) > RAM の自動置き換え (OFF) から ON に切り替えます。
コンパイラー設定>割り当て>設定>詳細設定 (合成) > ROM の自動置き換え (OFF) から ON に切り替えます。
この問題は、インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディションバージョン 18.1 で修正されています。