Quartus® II ソフトウェア・バージョン 7.2 以降、PLL ソース同期補償モードは、データバスなどの複数のパッドから入力レジスターへのパスを補償できます。アサインメント・エディターの「PLL 補正」アサインメントを使用して、PLL 補正ターゲットとして使用する入力ピンを選択します。入力レジスターがソース同期補償 PLL の同じ出力で駆動される場合など、データバス全体を含めることができます。適切に補償するには、すべてのピンがデバイスの同じ側にある必要があります。 PLL は 、補償バス内のすべての入力ピンの最も長い対応するパッド対レジスター遅延で入力ピンを補償します。
補償対象を選択しない場合、Quartus® II ソフトウェアは PLL の補償出力によって駆動されるすべてのピンを補償対象として自動的に選択します。
インテル® Quartus® II ソフトウェア・バージョン 7.1 SP1 以前では、 PLL ソース同期補償モードは、IOE レジスターへの入力パスを 1 つしか補償できません。インテル® Quartus® II ソフトウェア・バージョン 7.1 SP1 以前の問題の詳細については、関連ソリューション のセクションのソリューションを参照してください。