BeMicroSDK ボードで、プロムのファイルバージョンが間違っているという問題が生じています。この問題は、BeMicroSDK ボードが USB3 ポートに接続されている場合にのみ生じています。USB2.0 (USB2) ポートで BeMicroSDK ボードを使用しても問題は報告されません。
BeMicroSDK ボードを USB3 ポートに接続すると、ボードを接続した直後にエラー・メッセージが表示されます。デバイス・マネージャーに赤い X が表示され、ポップアップに「USB スロットに不明なデバイスが挿入されている」と表示されます。
1) FT_PROG という FTDI ユーティリティーをダウンロードします。 このユーティリティーを使用すると、ボード上で EEPROM の読み書きが可能です。
http://www.ftdichip.com/Support/Utilities/FT_Prog_v2.4.2.zip
2) プログラムFT_PROG.exe を起動し、F5 キーを押すか、メニューで [Devices => スキャン & 解析] を選択します。
3) スキャンを実行すると、[デバイス出力] フィールドに BE02 という値が表示されます。例: スクリーンショット
4) 次のステップは、このスクリーンショットに示されているように [Device: 0] を右クリックしてファイルからテンプレートを適用することです。 こちら から .xml ファイルをダウンロードして使用します。
5) 次に、上記の同じ右クリックメニューを使用して、[プログラムデバイス] を選択します。 次の「更新」時に、上記のフィールドが BE12 に変更されます。
これで BeMicroSDK ボードは USB3 ポートで動作します。