Preloader によって Loan IO として設定された HPS IO ピンは、FPGA構成の前に「1」を駆動します。 これにより、トライステートを意図したピンに予期しない動作が生じる可能性があります。
設定をFPGAする前に、ローン IO に割り当てられるピンを電源オンの状態に維持するには、次の手順に従ってください。
- インテル® Quartus® II プロジェクトのコピーを入手し、すべてのローン IO ピンを Qsys システムの GPIO に変更します。
- プロジェクトのコピーをコンパイルして、プリロード・ファイルを生成するためのハンドオフ・ファイルを取得します。
- コピー・プロジェクト用に通常どおりにプリロード・ファイルを生成します。
- 起動する目的のプロジェクトには、プリロード・ドライバーではなく、コピー・プロジェクトのプリロード・ドライバーを使用します。
- FPGAを構成した後、system_manager.c でsysmgr_pinmux_init機能を実行し、目的のプロジェクト用に生成されたプリロード・ファイルから生成されたpinmux_config.h およびpinmux_config_cyclone5.c ファイルを使用して HPS ピンmux 設定を再構成します。
この動作は、Cyclone® V および Arria® V のドキュメントの今後のリリースに含まれる予定です。