Quartus® II ソフトウェアおよび IP バージョン 11.0 では、UniPHY ベースのメモリー・コントローラーの Control and Status Register へのアクセスに問題があります。
最新の外部メモリー・インターフェイス (EMIF) ハンドブックでは、UniPHY レジスター・マップとコントローラー・レジスター・マップを 9 ビット・アドレスとして示しています (0x000の UniPHY および 0x100 のコントローラー)。実際の実装では、コントローラーの CSR アドレス幅は 19 ビットで、EMIF ハンドブックで指定されているレジスターマップのアドレスが正しくありません。次の表は、11.0 に適したレジスターマップの概要を示しています。
UniPHY レジスター・マップ
EMIF ハンドブックの不正な住所 |
住所の修正 |
説明 |
0x001 |
0x0_0004 |
予約 |
0x004 |
0x0_0010 |
UniPHY ステータス・レジスター 0 |
0x005 |
0x0_0014 |
UniPHY ステータス・レジスター 1 |
0x006 |
0x0_0018 |
UniPHY ステータス・レジスター 2 |
0x007 |
0x0_001C |
UniPHY メモリー Init のリマージェンス・レグ 0 |
コントローラー・レジスター・マップ
EMIF ハンドブックの不正な住所 |
住所の修正 |
説明 |
0x100 |
0x4_0000 |
ALTMEMPHY ステータス / コントロール・レジスター |
0x110 |
0x4_0040 |
コントローラーのステータス / コンフィグレーション・レジスター |
0x120 |
0x4_0080 |
メモリー・アドレス・サイズ・レジスター 0 |
0x121 |
0x4_0084 |
メモリー・アドレス・サイズ・レジスター 1 |
0x122 |
0x4_0088 |
メモリー・アドレス・サイズ・レジスター 2 |
0x123 |
0x4_008C |
メモリー・タイミング・パラメーター・レジスター 0 |
0x124 |
0x4_0090 |
メモリー・タイミング・パラメーター・レジスター 1 |
0x125 |
0x4_0094 |
メモリー・タイミング・パラメーター・レジスター 2 |
0x126 |
0x4_0098 |
メモリー・タイミング・パラメーター・レジスター 3 |
0x130 |
0x4_00C0 |
ECC コントロール・レジスター |
0x131 |
0x4_00C4 |
ECC ステータスレジスター |
0x132 |
0x4_00C8 |
ECC エラー・アドレス・レジスター |
この問題は、インテル® Quartus® II ソフトウェア・バージョン 11.1 で修正されています。