インテル® Quartus® II ソフトウェア・バージョン 11.1 が変更されたため、以前のバージョンのインテル® Quartus® II ソフトウェアと比較して、デザインをコンパイルする際の配置時間が長くなる場合があります。インテル® Quartus® II ソフトウェア・バージョン 11.1 では、大部分のデザインのタイミング・クロージャーが改善されるため、ベース配置最適化の労力が増加しています。フィッター中の配置時間の増加は、タイミングを閉じるのに必要な反復回数が減少することで相殺されます。
ベース配置の作業レベルは次の方法で変更できます。
- 配置作業の乗算器を 1.0 未満に減らすと、フィットしやすいデザインが得られます。これにより配置時間が短縮されます。
- フィットしにくいデザインの場合、配置作業の乗算器を 1.0 以上に増やします。配置時間が遅くなる可能性があります。
詳細については、Quartus® II ハンドブックのコンパイル時間の短縮(PDF)の章を参照してください。