Altera トリプル・スピード・イーサネット IP コアを含む Qsys ベースのデザインに OpenCore 警告が表示されるのはなぜですか?

Quartus® II ソフトウェア・バージョン 11.1 およびバージョン 12.1 の問題により、Altera トリプル・スピード・イーサネット MAC IP コアを含む QSYS システムは OpenCore モードでコンパイルされ、プログラミング・ファイルが生成されない場合があります。

解析および合成中に以下の警告メッセージが表示される場合があります。
Warning (12189): OpenCore Simulation-Only Evaluation feature is turned on for all cores in the design
Warning (12191): Some cores in this design do not support the OpenCore Plus Hardware Evaluation feature
Warning (12192): ""Triple Speed Ethernet" (6AF7_0104)" does not support the OpenCore Plus Hardware Evaluation feature

この問題を回避するには、以下の手順に従ってください。

1. テキスト・エディターで Qsys システム用に生成された .qip ファイルを開きます。 /synthesis/.qip
2. 次のファイルの .qip ファイルのアサインメントを削除します。
   altera_tse_ptp_1588_rx_top.ocp
altera_tse_ptp_1588_tx_top.ocp
altera_tse_ptp_inserter.v
altera_tse_avst_to_gmii_if.v
altera_tse_gmii_to_avst_if.v
altera_tse_ptp_1588_crc.v
altera_tse_ptp_1588_rx_top.v
altera_tse_ptp_1588_tx_top.v
altera_tse_timestamp_req_ctrl.v
altera_tse_tsu.v
3. 更新された .qip ファイルを保存します。
4. インテル® Quartus® II プロジェクトを再コンパイルする

注: Qsys システムを再送信する場合は、回避策を繰り返す必要があります。

この問題は、インテル® Quartus® II ソフトウェアの今後のバージョンで修正される予定です。