PLL 出力クロックは、Prime ソフトウェア・アサインメント・エディターを使用してグローバル・クロック・ネットワークに割り当てるかインテル® Quartus®.qsf ファイルで定義することができます。
以下の手順に従って、アサインメントエディターでアサインメントを作成します。
1)アサインメントエディターで新しいアサインメントを作成し、以下を設定します。
- 割り当て名 = グローバル信号
- 値 = グローバルクロック
- 有効 = はい
- To = <ノード名> (例えば、ノード・ファインダーを使用して、"pll1:inst|altpll:altpll_component|pll1_altpll:auto_generated|wire_pll1_clk[0]」のように PLL 出力クロックのノード名を探します)
2) 課題リストは、課題の作成後に更新されます。
3) デザインを再コンパイルします。
4) コンパイル後、Quartus Prime Standard の Fitter > Resource Section > Global & Other fast signal、および Quartus® Prime Pro の Fitter > Plan Stage > Global & Other Fast Signals の「Global and Other Fast Signal」レポートを表示して、割り当てを確認します。出力クロックがグローバルクロックに接続されていることがわかります。
.qsf ファイルに課題を入力する場合は、次の手順に従います。
1) .qsf ファイルを開き、以下を追加します。
set_instance_assignment -name GLOBAL_SIGNAL "GLOBAL CLOCK" -to "<ノード名>"
2) デザインを再コンパイルします。
3) コンパイル後、Quartus Prime Standard の Fitter > Resource Section > Global & Other fast signal、および Quartus® Prime Pro の Fitter > Plan Stage > Global & Other Fast Signal) の下にある「Global and Other Fast Signal」レポートを表示して、割り当てを確認します。出力クロックがグローバルクロックに接続されていることがわかります。