プロジェクトの Quartus® II ソフトウェアでDEV_OEピンが有効になっているものの、ボードに接続されていないかフローティング状態になっていると、ユーザーモード中にすべての I/O ピンがトライステートになる場合があります。
DEV_OE ピンは、デバイス上のすべてのトライステート・コントロールを上書きし、すべての I/O ピンをトライステートにします。 DEV_OEピンがボード上で未接続で Quartus® II ソフトウェアで有効になっている場合、未接続ピンのフローティング電圧は不明となり、この機能を有効または無効にすることができます。 ボード上の温度、電圧、またはデバイスプロセスの違いおよびノイズにより、フローティング・ピンの電圧が低くなるほど、DEV_OEピンをディサートし、デバイス内のすべての I/O ピンをトライステートします。
ユーザーモード時にすべての出力が予期せずトライステートになっている場合、DEV_OEピンがボードにフローティングしているかどうか、およびインテル® Quartus® II ソフトウェアのプロジェクトでピンが有効になっていることを確認します。
Quartus® II ソフトウェアのDEV_OEピンを無効にするには、次の手順を実行します。
- 課題 = > デバイス に移動します。
- [デバイス ] > [ピンオプション] をクリックします...
- [一般カテゴリー] を選択します。
- デバイス全体の出力有効化 (DEV_OE) オプションをオフにします。
このオプションの QSF (Quartus® II 設定ファイル) 変数がENABLE_DEVICE_WIDE_OE。