現在、soPC Builder または Qsys で作成したデザインに浮動小数点ハードウェア・ディバイダー・カスタム命令がある場合でも、Eclipse Nios® IIソフトウェア・ビルド・ツール (SBT4E) が「-mcustool-fpu-cfg=60-2」フラグを自動的に追加しない既知の問題があります。
この場合、C プログラムの浮動小数点分割命令 (float a、b、c、a=b/c;など)ハードウェアに実装されている浮動小数点分圧器の代わりに、ソフトウェアの浮動小数点分圧サブルーチンを使用します。
ハードウェア・ディバイダーを使用するには、NiosII SBT4E によって生成された BSP プロジェクト内の public.mk ファイル内の「-mcuscfg-fpu-cfg」フラグを「-mcusのおおむね-fpu-cfg=60-1」から「-mcuslom-fpu-cfg=60-2」に変更します。コンパイラーは、コンパイラー・フラグを使用して、希望のカスタム命令実装を生成できます。
この問題は、Nios II SBT4E の今後のリリースで修正される予定です。