Quartus® II ソフトウェアのバージョン 11.1 以降の Linux では、ソースファイルがフルパスを使用してプロジェクトファイルとして追加され、自動マウントされたディレクトリーの下にある場合、分析および合成中に、Alteraメモリーブロック・コンポーネント (VHDL / Verilog) に指定されたメモリー初期化ファイル (.www .mif) が見つからない場合があります。
例えば、プロジェクトの Columbusrtus II 設定ファイル (.qsf) から:
set_global_assignment -name /net/serverMyServer/myZh/source/ram1.
この問題を回避するには、/net からのパスにある HDL ソースファイルを、相対パスを使用して Quartus® II プロジェクトに追加する必要があります。 Linux ソフトリンクを使用して、以下の手順に従ってこれを実現できます。
たとえば、プロジェクトの Quartus 設定ファイル (.qsf) で定義されている元のファイルパスは次のとおりです。set_global_assignment -name /net/serverMyServer/myProject/source/ram1.
1. Quartus® II プロジェクト・ディレクトリー内に新しいディレクトリーを作成して、ソースファイルへのリンクを含めます。
mkdir source
2. 新しいディレクトリーに移動します。
cd source
3. ソースファイルからソフトリンクを作成します。
ln -s /net/serverMyServer/myProject/source/ram1. .
4. プロジェクトの Quartus 設定ファイル (.qsf) のファイルパスを更新します。
set_global_assignment -name source/ram1.
この問題は、Quartus® II ソフトウェア・バージョン 12.0 SP1 から修正されています。