インテル® Stratix® 10 および Intel Agilex® 7 FPGA デバイスの E タイル受信機では、RX アダプション・アルゴリズムが機能するために受信データが必要です。PRBS 検証ツールをトランシーバー・ツールキットの RX 適応アルゴリズムと同時に実行することはできません。
インテル® Quartus® Prime Pro Edition ソフトウェア・トランシーバー・ツールキットで インテル® Stratix® 10 および Intel Agilex® 7 FPGA デバイスの E タイル・トランシーバー・チャネルを初期化するには、次のシーケンスを使用する必要があります。
- TX および RX PHY を選択し、内部シリアル・ループバックのスイッチをオンにします。
- TX および RX PHY を選択し、PRBS パターンを PRBS31 に設定します。
- TX PHY のみを選択し、ハード PRBS ジェネレーターを起動します。
- RX PHY のみを選択して初期適応を実行し、完了を待ちます
- RX PHY のみを選択し、ハード PRBS 検証ツールを起動します。エラーのない内部シリアル・ループバック・データがあるはずです。必要に応じて、PRBS 検証ツールをリセットできます。
- RX PHY のみを選択し、ハード PRBS 検証ツールを停止します。
- TX および RX PHY を選択し、内部シリアル・ループバックをオフにします。これは、外部ループバックまたは着信トラフィックがあることを前提としています。
- RX PHY のみを選択して初期適応を実行し、完了を待ちます
- RX PHY のみを選択し、ハード PRBS 検証ツールを起動します。エラーのない外部シリアル・ループバック・データまたはトラフィックがあるはずです。必要に応じて、PRBS 検証ツールをリセットできます。