インテル® Quartus® Prime ソフトウェア・バージョン 15.1 の問題により、インテル® Arria® 10 デバイスをターゲットにしていて、インテル Quartus Prime ソフトウェアの [PowerPlay Early Power Estimator ファイルの生成] オプションで生成された .csv ファイルをインポートすると、次のエラーが表示される可能性があります。これは、インテル Quartus Prime ソフトウェアがトランシーバー・チャネルの fPLL の正しい VCO 周波数を .csv ファイルにエクスポートしないためです。
エラー:
行 <number>: XCVR チャネルには、PLL ページに <number> MHz の出力フリークエンシーを持つトランスミッター PLL がありません。「レシーバーとトランスミッター」および「トランスミッターのみ」チャネルには、データレートの半分の出力周波数またはローカル・クロック・ディバイダーを使用して分割できるもう 1 つの高い周波数のトランスミッター PLL が必要です。
この問題を回避するには、Early Power Estimator (EPE) の PLL タブにある VCO のフリークエン シー列に、手動で正しい VCO 周波数を入力します。
正しい VCO 周波数を確認するには、インテル Quartus Prime ソフトウェアの コンパイルレポートのフィッター のリソースセクションにある PLL サマリーを参照してください。
この問題は、インテル Quartus Prime ソフトウェア v16.1 で修正されています。