記事 ID: 000077400 コンテンツタイプ: トラブルシューティング 最終改訂日: 2019/08/12

インテル® Stratix® 10 デバイスの E タイルネイティブ PHY IP TX イコライゼーション設定が、PMA 属性レジスターから読み込まれるもの、またはインテル Quartus®・ソフトウェア・トランシーバー・ツールキットに表示される設定と一致しません。

環境

  • インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション
  • Stratix® 10 E タイル・トランシーバー・ネイティブ PHY
  • BUILT IN - ARTICLE INTRO SECOND COMPONENT
    詳細

    インテル® Quartus® Prime ソフトウェア・バージョン 19.2 以前の問題により、ユーザー定義の Stratix 10 デバイス E タイル・ネイティブ PHY IP TX イコライゼーション設定が、<project_name>.sof プログラミング・ファイルに正しく組み込まれていない可能性があります。

    以下の条件により、TX イコライゼーション設定が<project_name>.sof ファイルに書き込まれません。

    • サポートされていない減衰、プリタップ1、プリタップ2、プリタップ3、またはポストタップ1イコライゼーション設定。
    • ゼロ以外の ATTEN 値。

    PMA 属性レジスターから読み取られた、または インテル Quartus Prime トランシーバー・ツールキットに表示されるイコライゼーション設定は、PHY の実際のイコライゼーション設定を表しています。

    解決方法

    この問題を回避するには、E タイル・トランシーバー PHY ユーザーガイド を参照し、サポートされている TX イコライゼーション設定のみを E タイル・ネイティブ PHY IP に入力してください。

    ゼロ以外の TX イコライゼーション設定を使用する場合は、FPGA構成の後に PMA 属性コードを使用して PHY に書き込みます。

    この問題は、インテル® Quartus® ソフトウェア・バージョン 19.3 で修正されました。

    関連製品

    本記事の適用対象: 2 製品

    インテル® Stratix® 10 TX FPGA
    インテル® Stratix® 10 MX FPGA

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